イベントレポート

七草がゆで今年も元気!みんなで摘んだ七草をお粥にして頂きました。

  • ジャンル 年中行事
七草がゆで今年も元気!
 
「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」、これぞ七草。
 
 1月7日、錦五丁目会館に於いて「がに
 がら田んぼネット」主催による「七草がゆ
 を作って食べる催しが行われました。

 七草をお粥にして1月7日に食べる七草
 がゆの習慣は、江戸時代に広まったと言
 われています。

 年頭にあたって豊年を祈願し、「今年も
 家族みんなの無病息災」を祈りながらお粥
 を頂いていたのです。
 
 まずは、みんなで自生している七草を採りに
 立川公園横の梨畑に
行きました。


 




見て!こんなに沢山、採れましたよ!
 


 セリやゴギョウは、田んぼ脇に自生していま
 すが、
いまは造園工事が行われているので、
 
採集は控えました。でも、お粥にするには充
 分な量の野草が採れました。

 

 子どもたちが七草を採りに行っている間、
 会館ではお粥作りが進められています。



 スズナ(カブ)とスズシロ(ダイコン)は、
 塩水に浸してあく抜きをしてあります。



 始めにスズナとスズシロを入れて炊き込みます。


 


 子どもたちが摘んできた野草は、さっと湯が
 いてみじん切りにします。




 野草を加え、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
 



 
それでは皆さんご一緒に、「いただきます!」
 
 
お粥は流動食、しかも塩分控え目。
赤ちゃんも食べられます。


大根田さんお手製のたくあんを乗せて。




 こちらは、山岸さんが漬けた隼人瓜
 (ハヤトウリ)とカブのお新香。ぬか床
 は40年以上前からのものを継ぎ足し
 継ぎ足しして使っているとのこと。柚子
 のアクセントが効いています。
 





ふた窯目が炊き上がりました。
 


育ち盛りの子どもたち。


みんな、おかわりをしています。

ちなみにわたしは、4杯いただきました・・・。


錦五丁目で七草がゆを食べる催しは、ここ30年の間、行われていなかったとのこと。

「日本の古来の食文化を継承するため、来年も行っていきたい」とは、町会長の小川さんの弁。

来年も美味しい七草がゆが食べられそうです。