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 ▲立川シティハーフ2012Top  


       立川ハーフマラソンにかける学生ランナーは箱根路を目指す選手ばかりではない。
      立川のコースを確かめ、秋、立川で行われる予選会に出ること、そこで学校とし
      て
の記録更新を果たすこと・・・。

東京学芸大学


小金井市貫井の東京学芸大学キャンパスで



東京学芸大学は昨年の箱根駅伝予選会で総合24位。順位で東大を一つ上回り国立大トップ。そして28年間破られなかった大学としての予選会順位記録を更新した。

関東インカレでは8年ぶりに“悲願”の男子1部復活。女子では都道府県対抗女子駅伝を走る選手もいる。

箱根路を走る大学のように脚光を浴びることはないが、チーム全体でより上位を目指している。


キャンパス内の競技場
土のトラックが雪でぬかるみ使えない

全員が集まる練習は水曜と土曜の週2回。他に月曜に自由参加の練習があるが、あとは講義の空き時間などを利用して、それぞれ自主的にトレーニングする。








 

 

    陸上競技部全員で強くなる!

練習日、キャンパス内の競技場に部員が集まって来た。

中長距離、短距離、フィールド競技と別々に集まるのが一般的だが、ここでは全員が揃ってまず簡単なミーティング。






全体で円陣を組み声をかけた後、ブロック別でも集まり円陣を作って声をかける。

陸上競技部全員で強くなる! 一体感を確認する場だ。

 


短距離やフィールド競技選手、女子選手も同時に練習をする

この日の練習は、キャンパス内の1周1kmの周回コースで。

学生や教職員、附属小中学校の児童生徒、自転車や自動車もひんぱんに通る中を、気を遣いながら走る。


左から主務の福井選手、1年生の石田、根橋両選手 


   国公立一番のチームで
        陸上をしたい


どうして学芸大に? 選手兼渉外窓口である主務、3年生の福井雅俊選手は「高校で私立の陸上部では無理と言われたが、陸上を続けたかった。やるからには国公立で一番強いところに行こうと・・・」。

1年生で昨年の立川・箱根駅伝予選会を走った石田竜祐選手、根橋 徹選手も大学でも陸上をと、ここを選んだ。

中長距離は全員、スポーツ入試枠ではなく一般受験生だ。将来体育教師を目指す教育系以外の一般学生も多い。


ブロック長の牛越選手(中央)

中長距離のブロック長(キャプテン)としてトレーニングメニューなども考える3年生の牛越晴生選手は情報工学が専攻。「就活しながらだから大変」と笑う。

「陸上競技部全体が強くなる、インカレ1部に上るのに中長距離はずっとネックだった。故障が多いから。私大陸上部のように1年からガンガン走れる選手が入って来るわけではないので、集合して行う練習はできるだけ少なく。あとは自主性を持って工夫してトレーニングする。自己管理できる選手たちですから・・・」

 ある意味自由。しかし一人ひとりが全体のことを考え、
 取り組み、互いに高め合っていく。

 それがこの部の「伝統」というべきなのだろう。

  今は箱根に届かなくも・・・

3月4日、立川ハーフマラソンには8人がエントリーしている。「予選会のときは雨で何も見えずに終わった」という両1年生、主務の福井選手も走る。

「駐屯地の滑走路を走る機会なんて滅多にない。後半、昭和記念公園に入ってからのアップダウンがつらいコース。一人ひとりがしっかりコースの特徴を把握し、ハーフの標準記録を狙っていきたい。1年生も選手として一人ひとりチームに貢献してほしい」

立川ハーフの後は、1部校として戦うインカレ、そして秋の立川・箱根駅伝予選会。今年は昨年更新した記録をさらに超えたい。

福井選手は言う。
「僕たちの力では箱根駅伝に出ることはとてもできないと誰もが思います。でも取り組んでいけば、今の1年生が4年生になる頃、箱根が手の届くところにあるかもしれない」


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