■この記事のカテゴリー お店ノート/その他専門店/立川駅
■この記事の掲載日 2017.02.26

お店ノート

その他専門店

紙匠 雅

立川市柴崎町



「和紙っていうのは、
細工をしなくていい。
光を通せば、別世界の
ようになりますしね。」

紙漉き職人や、生産地を押し出す
“割の合わない”商法を
敢えて選び、地道に
和紙の魅力を伝えてきた
『紙匠 雅』のオーナー吉田徳雄さん。



◆和紙職人が手作りした様々なタイプの和紙が、所狭しと並ぶ店内。

長年勤めた、大手書道用品店を
退職して間もなく、
立川駅南口で創業。
平成11年、春のことでした。

「書道に限らず、字を書くのが
昔から好きだった」という
吉田さんが目指したのは、
個人を対象としたお店。



◆うどを使った和紙や、「Tachikawa」の文字が入った、立川ならではの手作りハガキも。どれも自然のやさしい風合い。


“和紙に書いてほしい”
という思いは海外にまで。
フランスから通訳を連れて
来店するお客様も
いらっしゃるそうです。

光を通し、空間に美しい
ニュアンスを与える
和紙は目隠しにもぴったり。
吉田さん自身も
障子の補修に活かすなど、
日常に取り入れながら
「一家に一枚」を
提唱してきました。



「和紙って、決して
高いものではないんです。
長所であり欠点でもあるのは、
丈夫で長持ちなところ!」
と無邪気に笑う吉田さん。

和紙を通して
人と人がつながったり、
喜んでもらえる体験型の
イベントも続けています。



◆筆・墨・半紙は、オーソドックスなものから、オリジナルまで幅広い品揃え。

たとえば、立川の保育園や
小学校で行う田村 正師匠の
紙漉き体験。
また、興味のある人同士が
集う山頂書道では、
夜の7時に高尾山口駅を
出発し、1時間半ほどかけて
ゆっくり高尾の山頂へ。
決め事はひとつ、
「和紙に、一人一文字ずつ書く」。

「一文字、どんな風に書くか。
みんな、自分が日本で
一番うまいって
思ってるんじゃないかな(笑)」。

一人だときつい山登りも、
仲間がいると頑張れるし、
何より楽しい。



最後に、吉田さんは
手書きの手紙の良さについて
こう語っています。
「書道や和紙に興味のない
方にも、きっと何か伝わる。」

そして和紙の贈り物選びに
困っている人を見かけると、
こんなお声掛けも。
「相手のことを
考えなくていい。
自分が気に入ったから。
それでいいんですよ」。



紙匠 雅
所在地 立川市柴崎町2-2-19
カトービル1F
アクセス JR立川駅南口より徒歩5分
多摩都市モノレール徒歩5分
TEL 042-548-1388
営業時間 10:00~18:00
定休日 第1日曜日
駐車場 なし
WEB お店のホームページ
※2017年2月現在

紙匠 雅