■この記事のカテゴリー お店ノート/洋食・イタリアン/立川駅
■この記事の掲載日 2017.08.25

お店ノート

中華・アジア

四つ角飯店

立川市曙町



「この店の初代は祖母。 
父が2代目、母が3代目です。」

昭和2年創業の『四つ角飯店』。
老舗を担う髙橋 淳さんは、
4代目のオーナーシェフ。

「どうして四つ角?」と
聞かれることもあるそうです。
もとは、曙町の角地にあった
中華料理屋さん。
駅前開発のため、創業地から
100mほどの場所に移転し、
2014年、リニューアルオープンしました。



◆焼き餃子 「餃子の日」5日・15日・25日と毎月「5」のつく日は焼餃子6個入り(300円)が→半額(150円)。「水餃子の日」毎週水曜日は(300円)が→半額(150円)に。

お店の代名詞とも言える餃子をはじめ、
質・量・価格を揃えた料理の数々。
その味が、地元で長く親しまれています。

「角煮や回鍋肉は、先々代が開発しました。
基本は残しつつ、さらに良くしていけたら」。
迷ってしまうほどのメニュー数。
それでも、「調理スタッフとメニューを
考えることが大事」。
年に4回は入れ替えるそうです。



◆四つ角ラーメン  お肉の量を300gと公言しつつ、実は350g以上?ある角煮。何事も大きく見せないのが老舗の矜持。

高橋さんが4代目を継ぎ、
大きく見直したことの一つが食材でした。
低価格のスーパーではなく、
豆腐屋さんから仕入れた
手作り豆腐で麻婆豆腐を作ると、
「味も食感も全く違う」と
スタッフから声が上がったそうです。

「原価をしっかりかけないと、
いいものは出来ないと実感しました。
結果として、沢山食べて頂ければ
いいわけですから」。

また、焼肉・回鍋肉・肉玉などに
国産の生バラ肉を。
さらに2017年から、油淋鶏に
大山鶏(だいせんどり)を使用。



ここにも、髙橋さんのポリシーがありました。
メニューの麻婆豆腐に(豆腐屋さんの
手作り豆腐)とだけ付記。
「ブランドをうたい過ぎるのは
当てつけがましい気がして。
でも、食の安全ということを考えれば、
必要なことなのかもしれません」。

若い時から休みなく働いてきた
高橋さんの生き方は、そのまま
お店の営業スタイルでもあります。
「ランチは必ず開け、よほどのことがない
限り休みません。いつ行っても開いている
というのが第一」と。



◆タンメン コクのある塩味、具だくさん。お店に欠かせない人気メニューの一つ。

上京時には必ず来て下さる、
遠方からのお客様もいます。
「この店があるから、近くのホテルに泊まる」
そんな言葉が励みになるそうです。

「料理は愛情」。
それを徹底した管理意識と気配りで
現しているのが、4代目の『四つ角飯店』。
「食は人の健康を左右する責任の重い仕事。
それだけに、身を引き締めて頑張りなさいと
スタッフにはよく言っています」。
さらに、常に味見をする大切さを
こう語っています。



「一つ作ると、これくらいという
黙示とおタマの手の感覚を、
身体が覚えています。
それでも、ちゃんと味を見る。
同じものを作り続けるにしても」。

2026年には、創業100年。
「時代は変わっていくけれど、
お客様視線でおごることなく」。

『四つ角飯店』の歩みは、
先代への感謝とともに、
未来に続いています。


四つ角飯店
所在地 立川市曙町1-16-5 1F
アクセス JR立川駅 北口より徒歩5分
TEL 042-522-3668
営業時間 平日 11:00~22:30(L.O)
土・日曜、祝日 11:00~21:30(L.O)
定休日 なし
※2017年8月現在

四つ角飯店