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箱根駅伝第90回 箱根駅伝本戦出場校 in 多摩

  • ジャンル 箱根駅伝
'第90回

中央大学 陸上競技部

【 箱根駅伝 戦歴 】

箱根駅伝最多出場校。
箱根駅伝6連覇、史上最多14回の総合優勝記録、
28年連続シード権獲得の実績をもつ。前回は途中棄権。

陸上競技部 監督 浦田 春生氏 (熊本県出身)

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箱根駅伝本戦に向けて、今、監督の心に浮かぶ「ひとつの言葉」とは。

「絆」

選手と向き合い「選手が成長してくれたら」一年間、それだけ。
50人近くいる選手たち。その一人ひとりの気持ちが、
いかに強くつながるか。どれだけチームの力を
強固に出せるかによって、結果が出る。
箱根は一年間の成果を、評価してもらう場所。
本番でそういう走りを見せることが出来るか ―。
選手それぞれ、色々あると思う。
だけど平常心で。
さらに一年一年、頂点を目指してやらなければならない。
今は、全員の最終の目標である箱根をどう走るか。
スタートに立つまで、しっかり準備をしていくだけ。
このメンバーで経験した1年は二度とない。
目に見えない絆。
それはチーム一人ひとりの区間で、また総合でも現れるものだと思う。

長距離専任コーチ 板山 学氏 (岩手県出身)

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箱根駅伝本戦に向けて

中央大学卒業後は、実業団(日清食品グループ)で活動。
今年4月より母校、陸上部のコーチに。
選手には「やる気がないなら、好きなだけ遊んでいいよ」って
言っています。
これ以上、練習をして急激に強くなるわけじゃない。
それも含め、選手自身どう考え、どうしていくかだと。
自分の現役の頃は、人から言われてやるのがイヤだった。
今も風邪など引けないので、自分の体調管理にも気をつけながら。

長距離専任コーチ 森 勇基氏 (岐阜県出身)

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箱根駅伝本戦に向けて

実業団(スズキ浜松アスリートクラブ)の選手として活動後、
同クラブコーチに。
今年4月より母校、中央大学長距離のコーチに就任。
選手たちと一緒に寮で生活しているので、
体調面の管理なども気をつけて見ています。
今年の春から、選手層を厚くするために、
下級生の底上げを図っているところ。
勝負は一か八か。
本戦まで集中して、自分の力を出し切ってほしい。

主将 代田 修平選手 (長野県出身)

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コンディションが良くない時、自分に言い聞かすこと。

気持ちを切らさない。
キャプテンになり立ての頃は、うまくいかない事もあった。
でも、チームとしてまとめていくためには
ある部分、割り切っていかないと。
そういうことも学んだ一年でした。
予選会には自分の調整が間に合わず、同じ4年生に助けられた。
状態的に、予選会の距離は厳しくて…。
「人間いい時ばかりじゃない」
「これを乗り越えたら強くなれる」と中学生の頃から思ってきました。
投げ出すのは簡単だから。
あきらめないで。

「競技者」としての主将に元気をくれる音楽

ZARD「負けないで」

僕、結構、古い曲聴くんです。そういう時の曲ですよね?
これを聴くと「勝ちたいな」って(笑)

主務 矢崎 遼さん(静岡県出身)

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チームを一つにするために心がけていること。

3年まで選手として副主務を兼任していました。
前回の箱根が終わった時、
僕が今やることは走ることじゃない。
自分が走るためのエネルギーを他に向けていこう。
そう決めて、すぐに選手への未練は消えなかったけど、
中途半端はしたくなかった。
監督やコーチ、スタッフの考えなどをすべて吸収して、
選手に伝えたり。
監督が思われていることを、会話の中から引き出そうとしたり。
もっと選手たちが頑張って、監督に恩返し出来るように…。

つらいと感じること

チームとして結果を出せない時期が長く続いたこと。
今年は特に大事な一年、チームを立て直す
要としてのプレッシャーも。
チームの責任としてすべきことは何か、よく考えました。

Special Thanks
東豊田寮 寮母 吉岡 八寿子さん(京都府出身)

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部員の皆さんの印象。

まじめ。素直で明るい。
調子が上がっている選手の目はキラキラ、きれ~いになってきます。

こんな気持ちで「箱根駅伝本戦」を見つめています。

今の4年生と同じ。
この寮が出来た4年前から、一緒に生活しています。
黙ってて欲しい子もいれば、声をかけて欲しいかなと思う子、
色々いるので見極めて話すように。
一年ぐらい経つと、顔を見るだけでその子の状態がわかる。
「頑張ってね」よりも「大丈夫、大丈夫!」と言う方が多いです。
遊びも練習も、色々なことを両立出来ている人はそういない。
今しかできないことをしてほしい。
ここにいる人は、選ばれたひと握りの選手たち。
卒業して活躍しているアスリートの先輩に、話を聞かせてもらったり。
一歩前に進めば世界に行ける ! と。
2日の朝はもう、スタートラインに立てたらホーッ。
一年間がドッと終わった気がします。
どうか万全の体調で頑張ってほしい。
そして「世界を目指して走ってね」って思います。

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主務の矢崎さんと、寮長でマネージャーの
保岡宏紀さん(広島県出身)は、共に4年生。
気持ちを合わせて、部のために。

 

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監督のアドバイスを聞くほどに、
選手の表情が輝いてくる。

 

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東豊田にある寮からキャンパスまでランニング。
寮には、2013年陸上競技部の信念「夷険一節」の文字。

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時には二人一組で。上級生と下級生がコミュニケーション
しながらの練習は、楽しそうに見えることも。

 

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長距離専任コーチ 板山氏も選手と一緒に。

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