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箱根駅伝【法政大学】 第92回 箱根駅伝本戦出場校 in 多摩

  • ジャンル 箱根駅伝
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法政大学 陸上競技部

【 箱根駅伝 戦歴 】

本戦に75回出場。
第89回が(9位)でシード権獲得。
第90回の本戦総合成績は(11位)、
第91回予選会は(12位)で本戦出場を逃す。
第92回予選会は(7位)。
過去最高(3位)往路優勝1回・復路優勝1回

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陸上競技部 監督 坪田 智夫氏 (兵庫県出身)

監督にとって「箱根駅伝」とは?

「思いの詰まった舞台」

一関東の大会ですけども、走れる210名の選手たちというのは
本当に幸せであり、感謝をしなければいけない舞台だと思います。
今回の予選会に関して、国士舘さんは10秒という僅差。
もちろん法政のプライドを持って走るのは
大事なんですけども、自分達だけががんばろうってことではなくて、
負けたすべての大学の選手たちの思いというものも
しっかり背負って走って欲しいし、
走らなきゃいけないって話をしてますね。
そういう思いの詰まった舞台が、箱根駅伝だと思います。

箱根駅伝というのはすごい大会だって理解はしていましたけども、
私が1年、2年の時は、それがどれだけ重みのある大会か、
正直、理解しきれてなかった。
人生かけて、というところまでは至らなかったかもしれない。

でも3年、4年の時には、学生生活をかけてやらないと走れない、
それをかけるだけのものはある舞台だと心の柱にしていました。
卒業してからは、また一つ上の舞台、オリンピックを目標にして。
そうなった時にふと学生の時と比べて考えると、
オリンピックというのは4年に1回で、マラソンは3人しか出られない。

もちろんすべてをかけて、競技人生の中でも1回か2回ぐらいしか
持っていけないピーキングを、4年に1回という巡りあわせに
照準させなければいけない。なかなか難しいです。
けれど箱根駅伝は、高校の時、そんなに大きな実績がない選手でも
絡める大会。学生生活をかければ、走るチャンスは十分あると思うんです。

今回92回目ですけど、戦争があったり、コースが変わったり、
色々なことがあって今に至っています。
積み重ねて下さった先人の方々、今回予選会で負けた選手たちの思い。
勝ったから当たり前に出ていいものではなくて。
今度の箱根駅伝でも、50数名いるうちのチームからたった10人しか出られない。
残りの40数名の思いも乗せなきゃいけないですし。
これだけ注目される大会になって、今の子たちは、
より大きなプレッシャーの中、走らなくてはいけない状況になっている。
良くも悪くも、そういう様々な思いのこもった舞台なのかなと思います。
 

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主将 佐藤和仁選手 (福島県出身)

箱根駅伝本戦に向かう、今の思い。


昨年、予選会で負けた翌日から、主将になりました。
自分もちょっと沈んでたんですけど、走り終わってから色々考えて。
それまで何も背負わずに走ってきて、やっぱり何か背負って走らないと
自分は変われないなって。
そうした思いもあって、指名をされたら積極的にやりたいなという
気持ちではいました。

俺についてこい!っていう堅いタイプの主将だと、
ちょっと話ずらかったり、関わりずらかったりすると思うんですけど。
そういうところでは、後輩もどんどん意見をしてくれますし、
風通しの良さというか、やりずらさはあまりないのかもしれません。

色々試行錯誤しながら、その度、壁にぶつかってきたんですが、
それでも箱根駅伝でしっかり結果を出したい、
シード権を獲得したいっていう思いで、1年やってきました。
僕にとっての競技生活はこれが最後なので、
やはり終わりとなると本当に思いは違いますね。

自分のタフなところ、我慢強いところは
福島という土地柄が関係しているところもあるのかなと思います。
結構寒くて、気候的にいうとこっちよりずっと厳しい。
冬とかは吹雪いてる中、走ったりしていますので。

今、みんな箱根に向かって、完全燃焼って思いで走っています。
後輩たちも元気にのびのびとやってくれてて。
力もドンドンつけて、タイムものばしているので、
本当に良い状態なのかなと思います。
これまで目標としてやってきたシード権を、何としてでも残したいです。
 

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主務 中西正明さん(神奈川県出身)

箱根駅伝本戦に向けて、意識して取り組んでいること。


マネージャーはすべて選手の為、
チームの為に頑張っていると捉えられるようですけど、
僕は少し違っていてですね。
自分がどうして選手からマネージャーになって頑張れるかというと、
あくまでも結果を出すことが自分の目標だからです。

100%人の為、選手の為というよりは、
自分がなりたい自分になるために頑張っているところはあります。
その目標を達成するために、選手、監督、
チームに対して尽くすことになります。

ただ、選手は自分の努力をタイムという数字で表せるんですけど、
マネージャーっていうのは、チームに対して
どれだけ貢献したのか数値化できない。
貢献できてるのかできていないのか、
自分自身の捉え方次第になってくるんです。
女子マネージャーは仕事が多く、長距離と短距離、全体を見てくれています。
自分ができることは、やはり選手の気持ちを読むことなので、
そこは責任を持ってやらないといけないと。

自分も選手だったので経験がありますが、調子が悪い時って、
プレッシャーや焦りが生まれますし、視野も狭くなってきてしまう。
そういう選手には、客観的視点を入れて正しい方向に導くと言いますか。
うまくいってない選手に対しての声かけというのは、
ひとつ心掛けている点ではありますね。

最後の選手に託すまでは、しっかり自分のやるべきことをやって、
チームの為にすべて尽くしたいなという思いです。
 

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本多寛幸選手(1年・左)、城越洸星選手(3年・右)

 

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田中優大選手(3年)

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中村 涼選手(4年・左)、磯田和也選手(2年・右)

画像をクリックすると拡大されます。
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予選通過の発表にV !
岡田 悠選手(3年)

 
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長距離と短距離の仕事を兼任する
女子マネージャーの皆さん。

 

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寮の入り口に狼。
なぜ、あるかは不明?!

 

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食事の準備は1年生の仕事の一つ。
 
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有井 渉選手(4年)

 

''田中優大選手(4年)と
主務の中西さん。

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1年生選手の皆さん

 

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園田憲佑選手(左)・細川翔太郎選手(右)は
ともに2年生。

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お風呂あがりに失礼 !
中村 涼選手(4年・右)と中西さん
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