自宅で5分!

  • エリア 若葉町

自宅で5分!

第12回 未病に負けない習慣づくり 姿勢改善ストレッチ

不調を感じていても病名を診断されるほどではない状態を“未病”といいます。こうした心身のバランスの崩れを少しでもやわらげられたら…。「自宅で5分!」は、毎回、自宅でかんたんにできる健康習慣づくりをお届けします!

教えてくれる人 小笠原 好野 さん

■Profile

日本鍼灸理療専門学校卒業後、昭和59年あん摩マッサージ指圧師免許取得。昭和61年、はり師・きゅう師免許取得。
立川市若葉町に、ご主人の小笠原和彦さんが院長をつとめる「おおぞらはり治療院」を開設。穏やかに患者さんを受け止める院長と明るく応援してくださる奥様の好野さん、地元だけでなく、地方からの来院も多い人気の治療院です。


今回ご紹介するのは、正しい姿勢をキープするかんたんストレッチです。ストレッチというと筋肉を伸ばすイメージですが、今回は本来の正しい姿勢を身体に覚えさせることが目的です。小笠原さんがふだんから実践している基本のストレッチをみなさんも生活の中に取り入れてみませんか?

正しい姿勢を覚えよう
姿勢改善ストレッチ

小笠原さん:小笠原さん:身体というのは、長時間同じ姿勢でいることがいちばんよくないのです。今は特にお若い方はスマホを長時間見続けていたり、デスクワークでずっと同じ姿勢でいたりすることが多いですね。すると自然と肩が内側に入る巻き肩になり、猫背になり、姿勢も悪くなっていきます。また、首や肩まわりの可動域も狭くなってしまいますね。
そんな方にぜひやっていただきたい基本のストレッチからご紹介しましょう。

❶1分間で首まわりがラクになる
 姿勢を整えるストレッチ

小笠原さん:ストレッチというよりも、正しい姿勢を身体に覚えさせるための習慣づくりです。その体勢をとる前に、まずは今の状態をチェックしてみましょう。
ふだんの姿勢のまま身体の向きを変えずにゆっくり右を向いてみてください。同様にして左を向き、首筋が引っ張られるような感覚やどこかが詰まるような感じがあれば、それを覚えていてください。では、ストレッチに入ります。
①  壁にかかとをつけ、つま先を拳ひとつ分くらいに開いてまっすぐに立ち、胸を前に出す意識をしながら、頭、肩を壁につける。(肩が壁に着かない場合はできるところまででOK)。
 
②   胸をはってそのまま1分間キープする。

小笠原さん:その姿勢でもう一度横を向いてみてください。首がひきつる感じがなく、らくに横を向けるはずですよ。

編集部:はい、びっくりするほど変わります!
小笠原さん:この姿勢を1日のうちに何度もやってみてください。私はまず朝一番にやって、その後はトイレに行くタイミングでやるようにしています。身体が正しい姿勢を覚えるように何度もやることがポイントです。習慣にするには、ご自分にとってやりやすい時間やタイミングを見つけることですね。


❷肩関節を正しい位置に戻す
 ストレッチ

小笠原さん:次は、肩関節のストレッチです。まず、腕を伸ばして肩から回してみてください。左右で回りにくいほうの肩は、じつは亜脱臼気味になっている可能性があります。“脱臼”と聞くとびっくりしてしまうかもしれませんが、意外と肩は軽い脱臼のような状態になることが多いのです。例えば、いつも同じ方の肩にショルダーバッグをかけていたり、荷物を持つのはいつも同じ手だったりする方は要注意です。
そんな状態を自分で改善するための手軽なストレッチです。
①   必ず胸を張って、動きにくい方の肩に親指を押し当てます。肩の痛い部分が楽と感じる位置を探しながら親指を動かし、ポイントを見つけてキープ
②  指を押し当てながらヒジを上下に動かす。これを数回繰り返します。
小笠原さん:この動作を1日数回することで肩関節が正しい位置におさまるようになります。

編集部:私は左肩でした。本当にかんたんな動作なので無理なく続けられそうです。

小笠原さん:かばんをいつも同じ方の肩にかけていませんか? それと、肩の正しい位置にかばんのベルトがかけることも大事です。肩の外側の方に重いかばんをさげていると、亜脱臼しやすい状態を続けることになってしまいます。

編集部:おっしゃるとおり、いつも左肩にバッグをかけてました。これからは持ち替えて、肩への負担が偏らないようにします!

❸腰痛予防におすすめ
 正座ストレッチ

小笠原さん:最後は、腰痛の予防にもなるストレッチです。腰痛は、重いものをもつなどとは関係なく、やはり同じ姿勢をずっとる方に多いです。たとえば、ずっと前傾になりがちな料理の仕事や座りっぱなしのデスクワークもそうです。最後は❶の姿勢もおすすめですが、腰を正しい位置にリセットできるかんたんな方法が正座です。
①  腰骨を前に突き出すようにして、背筋を伸ばして正座します。 
 
②  その姿勢のまま、1分キープする。(足に痛みを感じる時は、すぐに正座をやめます)。

小笠原さん:膝が悪い方は負担がかかるので、しないほうがいいですね。

編集部:私は両脚のかかとがつかないです!

小笠原さん:でしたら、できるだけくっつけるように意識して座ってみてください。

編集部:足の甲がつりそうです(涙)。

小笠原さん:無理せずに、毎日少しずつチャレンジしていると、できるようになってきますよ。
また、正座をして踵がつかない方は、足関節が硬くなってる可能性があります。
それは普段の生活で、スリッパを履く時間が長かったり、歩行時に踵を地面につけて、つま先を上にあげて歩行する習慣がない方に多いようです。そうした方は、股関節や膝関節、下肢の筋肉、腱が固くなりやすく、股関節痛、膝関節痛にも繋がりやすいので、普段から足関節を動かす動作を意識することがとても大切です。


編集部より

今回のストレッチはここまで。本当に手軽にできる動作ばかりなので、まずは続けることがポイントですね。小笠原さんは、ご自身でも色々なストレッチを考案中で、それもすべて患者さんによりよい状態をキープしてもらうためだそうです。「これは実験中なの」とうれしそうに教えてくれるお顔が輝いていて素敵でした。

名称 おおぞらはり治療院
所在地 〒190-0001 立川市若葉町4丁目1-1 エクセルM206
TEL 042-508-3421
営業時間 9:30~11:30、15:30~18:30
定休日

完全予約制

備考欄 施術料:初診料 なし
    大人 4,000円
    中学生~専門・大学生 2,500円
    0歳~小学生     1,500円