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片山健の油彩画展
濃密な記憶と懐かしい匂い2022年10月1日(土)~11月13日(日)

  • エリア その他
  • ジャンル 展覧会
片山健(かやたま けん)のダイナミックな筆致と鮮やかな色使い、ノスタルジーを感じさせる“昭和”の生活感と風景。幼いころ片山は、武蔵野市内で空襲を体験しており、頭上を飛行機が通り過ぎる音や、防空壕で母の腕に抱かれていたときの記憶を持つ。片山は、武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業。1968年に絵本作家としてデビューするも、翌年に『もりのおばけ』(初出「こどものとも年中向き11月号」)を発表すると、10年以上絵本制作から離れた。再開するのは、自身の子どもが誕生後。代表作『ぼくから みると』(2014年 *初出1983年)をはじめ、自身の娘を主人公にした人気の「コッコさん」シリーズ、作家で詩人の妻・片山令子(1949-2018)が文章を手掛けた作品など、あわせて、100冊近くの絵本が刊行されている。

今回は絵本作家としてだけでなく、油彩画家としての片山健に焦点を当てる。高校時代から大好きだったという、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)の影響を思わせる油彩画の数々。長野の「小さな絵本美術館」の収蔵作品や、片山自身のアトリエに置かれていた小品、10名に及ぶ個人コレクターからも借用を予定。代表作「水蜜桃」シリーズや、かつて家族で住んでいた三鷹市内の牟礼団地をテーマに描いた、同タイトルの対となる大作「夜の庭」シリーズほか、初出となる作品も数多く公開。絵本原画(ロビー展示のみ)も含め、約80点を展示予定。

これまで多様な画材を用いて絵本を制作してきた片山だが、油彩画には、鉛筆や水彩とはまた異なる、独特の美しさと力強さが内包しているように感じられる。どうしてこんなにも懐かしさを憶え、そして惹き付けられるのか?

本展では、吉祥寺で長年活動をしていたトムズボックスの土井章史氏を監修に、片山作品のモデルとしても知られる、息子の片山中蔵氏をアドバイザーおよび、デザイナーに迎え、ダイナミックに独特の世界が展開する、油彩画の魅力を紐解いていく。

片山健《夜の庭》1993年(作家蔵)

片山健《夏中眠る人(鮫のいる)》1998年(作家蔵)

片山健《夜の庭》1989年(作家蔵)

片山健《雲の中》2001年 (作家蔵)

関連イベント

■トークショー
油彩画家としての片山健を語る

日 時:11月3日(木・祝)14:00~16:00
場 所:武蔵野市立吉祥寺美術館 音楽室
出 演:片山中蔵(本展デザイナー/片山氏長男)
料 金:無料 ※ただし、美術館入館チケットが必要
定 員:40名(申込先着順)
対 象:どなたでも
申 込:10月3日(月)より、電話(0422-22-0385)のみで受付開始。
ただし、1回のお電話につき、2名様まで受付可​​​​​

入館料

一般300円、中高生100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、マスクの着用、入館時の検温および連絡先の記入、対人距離の確保等にご協力をお願い致します。
名称 片山健の油彩画展 
濃密な記憶と懐かしい匂い
イベント日程 10月1日(土)~11月13日(日)
10:00~19:30
【休館日】10/26(水)
イベント会場名称 武蔵野市立吉祥寺美術館
所在地 武蔵野市吉祥寺本町1-8-16
コピス吉祥寺A館7階
交通アクセス
※美術館専用の駐車場はありません。