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館蔵企画展「大屏風展」2023年4月15日(土)~6月4日(日)

  • エリア 羽衣町 その他
  • ジャンル 展覧会
「風を屏障(へいしょう)」するものを意味する屏風の起源は、中国古代にさかのぼります。風や人目を遮るための、実用的な調度として制作と使用が始まりましたが、日本においては平安時代に芸術的方向に大いに発展し、大画面絵画を製作する際の表現形式として定着しました。しかし、住宅事情や生活様式の変化した現代では、屏風は用いられる機会が極端に減少し、それに伴ってこの形式で作品を制作する作家も減少しています。

さて、当館には17点の屏風が収蔵されており、本展ではその中から10点と、屏風よりもさらに大きなパネル形式の作品1点を展示します。スケール感は大型作品ならではのものですが、同時に各作品からは日本画特有の繊細さも感じられます。屏風という造形表現の面白さと豊かさを、この機会にご堪能ください。

後藤芳仙《屋久島所見》
二曲半双屏風(観音折)、紙本着色、制作年不詳

小山大月《苗園(春苑)》
六曲一隻屏風、紙本着色、1931年

観覧料

大人200円(160円)、小・中学生50円(40円)
*(  )内は20名以上の団体割引料金です。
*障害者手帳をお持ちの方と付添いの方1名(障害者手帳をご提示ください)、青梅市内在住の65才以上の方(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など住所と生年月日のわかるものをお一人ずつご提示ください)は無料です。
*青梅市内の小・中学生は土・日・祝日は無料です。
*青梅市吉川英治記念館との共通観覧券(大人600円、小人200円)を販売しています。

会期中のイベント

●学芸員によるギャラリーガイド
【日時】4月29日(土・祝)、5月21日(日)14:00開始(13:30から受付)
【定員】10人(先着)
【参加費】無料(ただし要観覧料)
名称 館蔵企画展「大屏風展」
イベント日程 4月15日(土)~6月4日(日)
9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】毎週月曜日
イベント会場名称 青梅市立美術館
青梅市立小島善太郎美術館
所在地 青梅市滝ノ上町1346-1
交通アクセス