街のインフォメーション

風景というあらわれ 江藤純平/大津鎭雄2023年9月23日(土)~11月5日(日)

  • エリア その他
  • ジャンル 展覧会
武蔵野市ゆかりの洋画家、江藤純平(えとう・じゅんぺい 1898-1987)と大津鎭雄(おおつ・しずお 1920-2008)の風景表現に着目します。

江藤純平は穏健な人物表現で知られますが、風景を題材とした作品も多く、戦後は陽光まばゆい小豆島の風景を描いて高く評価されました。大津鎭雄は重厚かつ特徴的な筆致で国内外の風景を追究、1960年代以降に取り組んだヨーロッパの風景は、彼の代名詞ともなりました。

歳は20以上離れているふたりですが、時を同じくして武蔵野市に暮らし、日展で活躍したほか、武蔵野文化事業団(当時)の役員をつとめるなど共通点は多く、とくにふたりがフランスの画家 P.セザンヌを敬愛していたことは特筆に価します。

今回は、武蔵野市が所蔵する大作のほか、スケッチや関係資料など、約40点によって江藤純平と大津鎭雄の仕事を紹介します。ふたりはそれぞれ「風景」を通してなにをあらわしたのでしょうか。ふたりがおとずれたさまざまな場所にも想いを巡らせつつ、「風景を描く」ということの意義を、感取いただければ幸いです。

江藤純平《並木道》1979年(武蔵野市蔵)

関連イベント

◉お申込み・お問い合わせは
0422-22-0385(吉祥寺美術館)

➀成蹊学園の欅並木散策&スケッチの会(事前申込制)
江藤純平・大津鎭雄が描いた武蔵野の欅並木に思いを馳せながら、成蹊学園構内の風景をスケッチしてみませんか?
●日時:10月8日(日曜)10:00~12:30
●講師:坂口寛敏 氏
(美術家、東京藝術大学名誉教授、武蔵野文化生涯学習事業団理事)
●会場:学校法人成蹊学園 構内
●定員:15名(事前申込制)
●費用:300円
●申込:9月20日(水)10:00より電話にて受付

➁トークイベント「江藤純平と大津鎭雄が描いた〈風景〉」(事前申込制)
江藤純平・大津鎭雄の風景表現の特徴や作品の見どころなどを紹介します。特別ゲストも!
●日時:10月15日(日)14:00~15:00
●解説:展覧会担当学芸員
●会場:吉祥寺東コミュニティセンター(九浦の家)
●定員:20名(事前申込制・参加無料)
●申込:10月1日(日)10:00より電話にて受付

➂担当学芸員によるギャラリートーク
江藤純平・大津鎭雄両氏の作品を3点ずつピックアップし、皆さまとお話をしながら鑑賞します。①②で異なる作品を取り上げる予定です。
 ①9月30日(土)11:00~11:45
 ②10月27日(金)18:00~18:45
●会場:吉祥寺美術館 企画展示室
●定員:各回10名程度(予約不要、要入館)

◉展覧会初日の9月23日(土祝)にはミニイベントも予定しています。
詳しくは吉祥寺美術館ホームページをご覧ください。

大津鎭雄《離宮の庭》1961年(武蔵野市蔵)

入館料

一般300円、中高生100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
名称 風景というあらわれ
江藤純平/大津鎭雄
イベント日程 9月23日(土)~11月5日(日)
10:00~19:30
【休館日】9/27(水)10/25(水)
イベント会場名称 武蔵野市立吉祥寺美術館
所在地 武蔵野市吉祥寺本町1-8-16
コピス吉祥寺A館7階
交通アクセス
※美術館専用の駐車場はありません。