イベントレポート

ドラマチック商店街ツアー(立川市高松エリア)名所・旧跡 編立川市の歴史とグルメを味わうツアー。2回目の今回は「立川市高松町」エリアを巡るツアーです!

  • エリア 高松町
  • ジャンル 飲食・グルメ その他企画
2022年10月7日。
未明から降りつづくあいにくの雨の中、3年ぶり2回目となるウォーキングイベント「ドラマチック商店街ツアー」が行われました。
主催は立川市と立川市商店街連合会。今回は、立川市高松町エリアの名所・旧跡、老舗と気鋭が軒をつらね、新たな魅力を発信する高松商店街を探索しながら巡る、およそ3時間半の街歩きでした。
この「ドラマチック商店街ツアー」は見どころいっぱい! 体験いっぱいの3時間半でしたので、今回の【名所・旧跡 編】と次回の【体験・グルメ 編】の2回に分けてご紹介します。
降りしきる雨にも負けず、吹きすさむ風にもめげず、この日参加したメンバーは、WebsiteやSNSなど、各自の情報発信拠点を持つ10名の方々。各自のインフルエンス能力で商店街ツアーを盛り上げます。
【参加者の紹介記事は #立川商店街ツアー #たちかわ商店街ツアー で検索】
多摩都市モノレール「高松駅」に集合した参加者一行を、優しく丁寧に案内くださるのは、“つぼ”こと岩坪成美さん(写真左)“マーヤ”こと岩倉真彩さん(写真右)の2人。そして、その2人をフォローしつつ、参加者にも気配りを忘れない影の仕掛け人!“クラさん”こと倉迫康史さんの御三方。伺えば、舞台演出家のクラさんと、その世界観を表現する舞台俳優というご関係とか…。どおりで! 降りしきる雨の中、和気あいあいと楽しく参加できた理由は、舞台で培われた阿吽の呼吸あればこそ!の仕業だったようです。

【名所・旧跡 編】でご紹介するのは、普段は入ることのできない「立飛の給水塔」「旧米軍ハウス(私有地のため掲載なし)」「立川熊野神社」、そして立川市で一番最初にできた映画館「立川キネマ跡地」です。
【立飛の給水塔】
多摩都市モノレール「高松駅」の4番口を降りると、すぐ目の前に見える円柱形の建造物が「立飛の給水塔」です。
昭和13年(1938年)に建設され、平成17年(2005年)ころまで、およそ67年にわたり使われていた給水塔。5階建ての最上階には、容量50トンの貯水槽があり、井戸から水をくみ上げて、この辺り一帯に水を供給していたようです。
【旧米軍ハウス(私有地のため掲載なし)】
かつて、立川基地に在留していた米軍の兵士たちが暮らしていた住宅街です。現在は私有地なので、雰囲気だけ感じました。
旧米軍ハウスといわれる場所は、ここ以外に上砂町にもありました。
【立川熊野神社】
この日は大雨だったため、社殿の中に入れていただきました。
江戸時代中期。1726年(享保11年)の頃に創建された熊野神社は、もともとは多摩都市モノレール「高松駅」の西側「緑町北公園」付近にあったようです。
当時の熊野神社があった場所は立川飛行場の近くで、戦時中の空襲で焼失、終戦後は米軍に接収され、昭和23年に現在の場所に遷座されました。
【高松町の大ケヤキ】
高松町の大ケヤキは、伐採が決まっています。
この日(10月7日)はまだ、伐採作業は行われていませんでした。
【立川キネマ跡地】
大正14年(1925年)、現在では細い路地が入り組む住宅地の一画に、立川市で最初の映画館「立川キネマ」が開館しました。東側には「立川の公園・高松三南公園」があります。
この「立川キネマ」の開館から、立川市内には映画館がいくつか開館しましたが、現在では、JR立川駅の北口、多摩都市モノレール「立川北駅」と「立飛駅」の近くにあるのみです。
昭和44年(1969年)に「立川キネマ」は閉館、跡地にたつ銅板の記念碑が、当時の隆盛に思いをめぐらせる手がかりになっています。
今回は「ドラマチック商店街ツアー(立川市高松エリア)名所・旧跡 編」をご紹介しました。
次回は「ドラマチック商店街ツアー(立川市高松エリア)体験・グルメ 編」をご紹介します。
by ノックアウト♪
名称 ドラマチック商店街ツアー(立川市高松エリア)名所・旧跡 編
所在地 立飛の給水塔(立川市高松町1丁目)


立川熊野神社(立川市高松町1-17-21)


立川キネマ跡地(立川市高松町3-26)