イベントレポート

水中パフォーマンス トゥリトネスショー

  • ジャンル スポーツ
名称 水中パフォーマンス トゥリトネスショー
日時 2017年8月11日 (金・祝) 10:00~
会場 立川市柴崎市民体育館

水中パフォーマンス トゥリトネスショー

プールを舞台に活動する移動型水中パフォーマンス集団『トゥリトネス』。1998年の旗揚げ以降、競泳やシンクロの技術をコミカルにアレンジ、「笑いあり、驚きあり、感動あり、でも涙はなし!」をテーマに、国内外の1000ヵ所で1700回以上のショーを行ってきました。ショーの他にも、映画・ドラマ「ウォーターボーイズ」の水中演技指導や、シンクロ日本代表への演出、水泳・シンクロ教室の開催など幅広く活動しています。

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[チケット]

前売券 大人(高校生以上) 800円(税込)
  子供 400円(税込)
当日券 大人(高校生以上) 1,000円(税込)
  子供 500円(税込)
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水の「道化師」から、
人生の「導化師」へ。

1998年、道化と水泳を融合させた
パフォーマンスを考案。
以来、水中の道化として、活動の場を
益々広げているおーちゃんこと、
『トゥリトネス』の代表 不破 央(ふわ ひさし)さん。

実はこの方、元100m平泳ぎの日本記録保持者。
自身の様々な経験をもとに、人生の光と影を
コミカルに切り取ったパフォーマンス。
老若男女問わず、熱い支持を得ています。

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いつかサーカスにグッときて。
中でも、クラウン(道化)がいいなぁと。
本格的にクラウンを勉強し始めた時、
自分に向いてると確信しました。
ただ、それを演るだけなら世の中に
沢山いますので。
何かのスペシャリストでクラウンをと
考えた時に、「水泳があった!」。

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水中で見せることの難しさは確かにあります。
水面の高さがあるので、上半身の動きしか
見せられない。照明もありません。

表情を大きく見せるためにメイクをしたり、
間のとり方を意識したり。
手足、手先の小さな動きから大きな動き…。
さらに静と動など、結構考えます。

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道化師の役割に沿って。

僕自身、つぶれてしまった
一人なんですけど。
水泳選手や、頑張り続けてきた子たちは
勝敗にとらわれて、苦しくなってしまう。

ふっと、力を抜いて。
“バカバカしいな”
“こんな世界もあるんだな”って、
自分を少し離れてみるだけでも
気づけることがあると思います。

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色々な人が色々なところで汗をかいて、
頑張っていたり。
笑う人がいれば、笑われる人もいて。
でも一緒にいると、なぜか幸せだったり。
そんな風に人間や、人との関係が
出来ていくんだってことを、
こうしたエンターテイメントの場を通して、
表現できたらと思います。

「あんなバカなことして。」
「でも、ああいう生き方もあるよね。」
「あんな風になっちゃいけないよ。」
こういうのが僕は、カッコいいなって (笑)。

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今回、13年ぶりに立川でのパフォーマンスが実現。
市内外から150名を超える方々が駆けつけました。

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静まり返った水中から、
勢いよくプールサイドに飛び出すメンバーたち。
「わぁ! 」という歓声とともに、
大きな拍手が沸き起こります。

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ショー開始前に、観客に配られた水鉄砲。
大人たちの手にもしっかり。

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演じ手との一体感が得られる、
楽しいパフォーマンス。

すべて、鍛え抜かれた身体だけで表現。
まさに『トゥリトネス』のテーマ。
「笑いあり、驚きあり、感動あり、でも涙はなし!」

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誰もがワクワクするジャンプ技。
歓声もいちだんと大きく。

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おかしいことを真剣に。
代表 おーちゃんの魅力が炸裂。

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横に進んでいく平泳ぎや後ろへ
どんどん進むクロール。
高い技術の連発に、観客は大盛り上がり。

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もともと水泳が得意な方ばかりでは
ありません。
「学生時代は野球選手だった」
というメンバーもいます。

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ショーを観るのは初めてという方がいれば、
これまで何度も観てきたという熱烈なファンも。

「どの深さのプールでも、
変わらないクオリティがすばらしい。」

「息を止めたり、動きを合わせたり。
こんなに大変なことをサラリとやってのける。
その努力を思って感動させられる」…etc

この会場では、2/3以上が大人の方でした。

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メンバーと観客が
一緒に楽しむコーナーもあります。

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子供たちの水鉄砲に撃たれて…

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あっという間の45分。

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拍手がなかなか止みません。

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ショーの後は、オリジナルグッズの販売。
『トゥリトネス』の皆さんは、
Tシャツへのサインやファンとの記念撮影で大忙し。

この度のイベントついて、
立川市柴崎市民体育館 責任者で
栄養士・健康運動指導者でもいらっしゃる
佐藤真弘さんにお話を伺いました。

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『トゥリトネス』の皆さんに来て頂くのは、
今回が初めてです。
多くの方に泳ぎやプールを好きに
なってもらえたらいいなというところから、
このシンクロショーの企画を始めました。

子供に限らず、泳ぎが苦手という方が
いらっしゃいます。
まずは見るところから始めてみようと。
そして興味を持って、プールに入ってみようかな、
泳いでみようかなと徐々にステップを
踏んでいって頂けたらと思います。

当体育館には、プール・体育施設・
スタジオ・ジムなどが揃っています。
子供、親、親子、さらには3世代、
孫からおじいちゃん、おばあちゃんまで
全世代が楽しめるような空間になればいいなと。

私自身、小さい頃から立川に住んでおり、
お世話になった市ですので、
少しでも恩返しになるようなことが
出来たらいいなと願っています。

また、2児の父親でして。
子供が喜ぶことには
どんなことがあるかなって日頃より考えます。
子供を対象としたものや、
どなたでも楽しめるようなイベントの内容も意識して。

「最初の一歩」って、とても大事だと思っています。
その一歩を、どう踏み出してもらえるか。
良いきっかけとなる演出を模索しながら、
日々業務にあたっているところです。

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ぜひまた立川で、会えますように!