…とある一日 拝見しました!

  • エリア 高松町

…とある一日 拝見しました!
その日、その時、どんなことをしているの? 日々のお仕事、取り組みなど、お仕事中のリアルな一日を拝見、ご紹介します。

小梅の珈琲焙煎所 本田美代子さん

JR立川駅の北口。立川通りや北口大通り、南北道路が交わる五差路の交差点から、「立川通り」を北上すると、新旧の個性豊かな専門店が軒を連ねる高松町商店街があります。
立川市内でも話題性の多いこの商店街の中でも、純和風なお名前なのに、和風ではないテイストが気になって、暖簾をくぐらずにはいられなかったお店が、こちらの「小梅の珈琲焙煎所」でした。
小梅さん!と、お客さんや地域の方々から、親しみを込めてそう呼ばれるのは、「小梅の珈琲焙煎所」店主・本田 美代子さん。
『まさか自分がコーヒーに携わるような仕事をするとは、思ってもみなかった…』
まったく興味のないレベルからさまざまな経験をかさねて、天職と思えるほど、焙煎の奥深い世界を堪能。来年(2026年)1月には、「小梅の珈琲焙煎所」は5周年を迎えます。


淹れたての複雑な香りが心をかきたてる店内には、常時8から9品種の焙煎豆が並びます。この香りはどれだろう♪
まるで宝探しをするような気分で、小梅さんの焙煎メニューをのぞき込むと、そこにはさまざまな産地のコーヒー豆が、浅煎りから深入りまで、バラエティーの豊かさにも、こだわりがみえます。
この国の、この年に採れたお豆の良さを、如何にして引き出すか。それが、
小梅さんの嗜好の旅の時間です。

生豆の状態で2度ピッキングしたお豆を、どこまで深めるか、直火式にするか、熱風式にするかなど、思いのままに焙煎を繰り返しながら、これ!という味を決めていきます。

抽出するお湯の温度も大切です。「高温か低温かでも抽出される成分が変わるので、コーヒーのお味も当然変わります」と小梅さん。
さらに、抽出したコーヒーをカップに移す前に、かくはんすることも忘れてはいけないポイント! ロースターの思いをバリスタのノウハウでまとめる小梅さん。立川市高松町「小梅の珈琲焙煎所」では、嗜好の一杯を存分に味わせていただけます。
梅雨とはいえ、真夏日が続く6月の…とある一日。
小梅さんをたずねると、ちょうどこの日は、数量限定「飲むカフェゼリーのオレ」を仕込んでいました。

この「飲むカフェゼリーのオレ」は、開店当初、アルバイトに来ていた美大生とつくったことがきっかけで、今ではこの暑い季節の定番メニューに!
つるんと飲めて、ほんのり甘めのデザートドリンクとなっています。

ベースとなるコーヒーは、小梅さんの浅煎りをつかって、爽やかな苦味と甘さのバランスが絶妙と人気です。
そして何より、街を歩きながら、カップを片手にちゅるちゅる飲める有意義なひととき。
これはきっと、ありそうでなかった立川の新トレンドメニューの仲間入り!
多摩てばこネットは推薦します!
By.ノックアウト♪
名称 小梅の珈琲焙煎所
所在地 東京都立川市高松町2-1-24
営業時間 11:00~19:00
(月・水曜)12:00~17:00
営業時間 不定休
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