立川の四季2025・二十四節気★七十二侯

二十四節気★七十二侯

~芒種(ぼうしゅ)~

芒種(ぼうしゅ)の候を迎えました。梅の実が色づく頃といわれる頃ですが、立川市内ではビワの実が色づいていました。 芒種の芒とは、イネ科植物の穂先にある毛のこと。そう言えばそろそろ稲刈りのシーズン。西砂町、一番町の松明まつりで使われる麦も、この季節に刈り取りが行われる予定です。

芒種(ぼうしゅ)の立川市。最高気温は28℃とはなりました。
日差しはキリっと肌には刺激的でしたが、そよ風に助けられて、どよ~んとした暑さはそれほど気にならず過ごせた芒種の候。
6月といえば梅雨、梅雨といえばアジサイ…と、これまでの6月には、そんなイメージをもっていましたが、ここ数年で、どこか季節感が変わりはじめている?ように感じます。

矢川緑地では、木道の整備工事以降、湿地に生息していたアメリカザリガニの姿をあまり見かけなくなりました。
おまけに、カナヘビやトンボの姿もあまり見かけられず、少々寂しい気持ちで散策していましたら、ベビーサイズのシマヘビが、一生懸命カラダをくねらせ、湿地の茂みに潜り込んでいく姿が見られ、命の継承が確かに行われていることにホッとして、とても嬉しい気持ちになりました。

富士見緑地ではこの時季、ホタルブクロが花を咲かせます。
そう言えば芒種の季節、立川ではホタルの季節だったかと…。

風物詩のホタルが、水辺に飛び交う原風景が、懐かしく感じます。

by ノックアウト♪
立川の四季2025・二十四節気★七十二侯
~芒種(ぼうしゅ)の候~