立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季 ～立冬～

2020年11月7日。
二十四節季の「立冬（りっとう）」を迎えました。
今日が冬のはじまりの日。立冬から立春の前日までが、暦の上では冬となります。

立冬の矢川緑地。敷き詰められた落ち葉の散策路を森の中へ歩くと、ときおり、ところどころで…

カサカサカサカサ…。
ササササ、ポトン♪

と木立から葉や木の実が落ちる音が、そこかしこからきこえます。

矢川は変わらず、清らかな透明度を保ちながら流れ、その水の恵みに育まれた食料を求めて集まるカモの群れ。あちらこちらで、思いおもいのライフスタイルをエンジョイしているかのようです。

緑地や湿地を飛び交う野鳥の目を惹くように木の実は色づき。冬支度を済ませた葉や茎は、枯れたおれ、次の時代へ早くも活動をはじめています。
変わりゆく冬のはじめの季節を惜しむかのように、トンボやバッタも姿を見せてくれました。

立春からお届けしているこの『矢川緑地保全地域の二十四節季』。
今回で19回目を迎え、残りあと5回となりました。
季節は今日から冬。次回は“小雪”の矢川緑地をお届けします！

次回の「立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季」コーナーは、11月22日「小雪」の更新予定です！

by ノックアウト♪