立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季 ～小雪～

2020年11月22日。
二十四節季の「小雪（しょうせつ）」を迎えました。
冬とはいえ、まだ雪はそれほど多くは降らないという季節。
木々の葉が色づき、風に舞い落ちる頃です。
 

ポカポカとあたたかな日差しの射す小雪（しょうせつ）の矢川緑地。矢川の流れは穏やかに、ときおり枯れ葉を水面に浮かべて、時を刻むように静かに流れていきます。

緑地の散策路を行くと、樹々の葉は色づき枯れ落ちていたり、アカやムラサキの実をつけて、野鳥などに気に入られ、運ばれるときを待っているかのよう。
これから葉の紅葉がはじまるようなモミジも、ところどころ紅い葉をつけていました。

不思議なことに、あれだけ群れでいたカモの姿が見当たらないことに気が付きました。
もしかして、あたたかいところに渡ってしまったのかと、すこし残念に思いながら散策路を行くと、水辺からひょっこりカモの顔が!!
どうやら緑地の中で、お食事の時間だったようです。

立春からお届けしているこの『矢川緑地保全地域の二十四節季』。
今回で20回目を迎え、残りあと4回となりました。

次回の「立川市羽衣町・矢川緑地保全地域の二十四節季」コーナーは、12月7日「大雪」の更新予定です！

by ノックアウト♪