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新・砂川深層こぼれ話1月号明治初期砂川に在った教会と宣教学校

  • ジャンル 立川の歴史
月刊えくてびあんに連載中の「新・砂川深層」。
案内人の豊泉さんは、砂川の生き字引、次々に話題を提供していただけます。

今回は「明治初期砂川に在った教会と宣教学校」。
江戸時代はキリスト教は禁止されていましたから、
開国した明治初期に砂川村にキリスト教会ができたという話は驚きです。

文中にもありますが、明治13年には信徒数は51人になったそうです。
砂川だけでなく、村山から訪れた人もいたとか。
洗礼を受けて洗礼名を持つ人が百数十名にもなったと書かれています。

その後、明治の末期には衰え始め、昭和16年に閉鎖され、
昭和20年には空襲で焼けたそうです。

この天主堂(教会)があったのは、立川市消防団第4分団のあたりだそうです。

その後、砂川にキリスト教が定着しなかったのも何か不思議な感じです。
もしかしたら、宗教としてというより珍しい西洋の文化として触れて見たかっただけ?
などというとお叱りを受けるかもしれません。



by JK