立川の四季・二十四節季2021「雨水（うすい）の矢川緑地保全地域」

2021年2月18日（木）
二十四節季の「雨水」（うすい）を迎えました。
雪から雨にかわり、降り積もった雪もとけだす頃という季節ですが、雨水の本日。日本海側では、広い範囲で大雪の警戒が発令されました。

雨水の立川市の警報・注意報は、乾燥とのことです。
そして、立川の天気は“晴れ”。最低気温は－1℃：最高気温は8℃の予報です。

矢川緑地保全地域は、立川市羽衣町「みのわ通り」の東に、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で、動植物の観察ができる貴重な場所です。

矢川緑地保全地域の紹介記事はこちら

矢川緑地は湧水の豊富な地域で、地下水も浅いところからくみ上げられていたようです。
ですが、このところの雨不足が未だに続いているので、矢川の水位もかなり少なく、湧水の池を満たしていた湧水も、今はほとんど湧いていません。

湧水の池の西側の土手に自生しているノブキの中に、フキノトウを見かけました。
フキノトウを見つけられると、春が来たなと感じます。
矢川沿いには、スイセンも咲いています。

まだまだ湿原を満たす湧水がなく、乾燥している状態の湿地帯。本来の姿を取り戻したときには、またここでしか見られないさまざまな動植物たちの生態を観察できることでしょう。

by ノックアウト♪