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新・砂川深層こぼれ話6月号消えゆく屋号

  • ジャンル 立川の歴史
月刊えくてびあんに連載中の「新・砂川深層」。
6月号は「消えゆく屋号」です。

最近では、○○屋というお店も少なくなりました。
八百屋は青果店、魚屋は鮮魚店などと変わりましたが
今では○○店という言い方も古くなってきました。

「荒物屋」「小間物屋」という名称も今は使われなくなり
何を売っていたのかさえ想像できなくなっています。

「立川民俗 第21号」には、いずれも生活必需品を扱う店で、
「荒物」とは、桶、ザル、ホウキ、ハタキなどの雑貨品を扱い
多くの店が薪、炭、コンロなどのほか、塩、味噌、醤油なども商っていた。
「小間物」とは化粧品、クシ、カンザシ、小物入れ、紙入れ、楊枝、
歯ブラシの様なものをいい、駄菓子やその他の日用品を売っていた。
と紹介されています。

少なくなりましたが、今でも名称に「屋」が残っているものもあります。
「寿屋」



そういえば百貨店は「高島屋」「松屋」「松坂屋」と「屋」が残っていますね。



by JK