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剣道八段のうどん打ち波多野登志夫さん

  • エリア 柴崎町
  • ジャンル お知らせ
波多野登志夫さん。教士八段。
武蔵村山剣道連盟 会長で師範。西東京剣道連盟 参与、駿河台大学剣道部 名誉師範。
立川市柴崎町で南武堂剣道具店を経営しています。

どんなことも器用にやってのける八段が、今回はうどんを打ってくれました。
うどん打ちも20年以上のキャリアです。武蔵村山といえばうどんの名所。村山かてうどんがソウルフード。温かいつけ汁に入れるのは豚肉か鴨肉。うどんはこしの強い地粉うどん。打って寝かせて足で踏んで、それをぐらぐら煮え立つ湯で茹でて、冷水で締めて水を切り、濃厚肉汁でいただきます。

さて、八段が言うには「うどん一升打つには、打ち粉が一升いるよね」だそうです。まずはこね鉢に粉を入れます。そこに塩を溶かした水を少しずつ入れて混ぜていきます。



素人だと粉が手について、手がグローブのようになってしまいますが、そこは八段。サッサ、サッサと粉をまとめていきます。



まとまったら、こねてこねて、ある程度粉に塩がなじんだら、粉を休ませます。三つくらいに分けてビニール袋へ。



充分寝かせた生地を、今度は伸して足で踏みます。何度もまとめては伸して足で踏みます。こうして生地にこしをつけます。

足で踏み終わったら、伸した生地を紐状に切っていきます。八段の使っている包丁があると便利です。











切ったら、グラグラのお湯にパラパラ投入。10分くらい茹でます。つけ汁は鰹だしに焼いた葱、豚肉が基本。いい香りです。



茹であがったらいただきましょう。八段の奥さまお手製、つけ汁と天ぷら。手作りこんにゃくと卯の花(おから)は八段が毎回作っています。これもおいしいですよ。





by JK