立川の四季・二十四節季2021「白露（はくろ）の矢川緑地保全地域」

2021年9月7日（火）
二十四節季の「白露」（はくろ）を迎えました。
秋が深まり、草花に朝露が付きはじめる頃。実りの秋を堪能できる季節ですが、台風が多い時でもあるので、いざという時の備えも忘れずに。

「白露」の立川市・天気予報
【警報・注意報】：低温
【立川の天気】：“曇り一時晴れ”　
【立川の気温】：最低気温17℃：最高気温24℃

矢川緑地保全地域は、立川市羽衣町「みのわ通り」の東に、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で、動植物の観察ができる貴重な場所です。

矢川緑地保全地域の紹介記事はこちら

 白露の「矢川緑地保全地域」。長く降り続いた雨の恵みから、これまでの渇水状態の心配はなく、むしろ水量の多さ、矢川の流れのはやさに、かつての懐かしさを感じさせます。

「白露の金比羅山」でも記しましたが、矢川緑地のセミたちも、まだまだ夏だといわんばかりに、緑地のあちらこちらからミンミン ミンミン♪ ツクツクボーシ♪と大合唱。かと思えば、秋の訪れを告げるアキアカネが、湿地帯を飛び回っていたりと、矢川緑地は、夏と秋がせめぎ合っているようです。

そういえば、これまで、見かけない事がなかった野鳥。カモを一羽も見かけませんでした。春から夏にかけて、長く続いた渇水状態の影響からなのか、ザリガニの姿もほとんど見かけなくなり、渇水から生態系に変化が起こっているのか、これからも注目していきます！

by ノックアウト♪