街情報

立川の町名①柴崎町

  • エリア 柴崎町
  • ジャンル 立川の歴史
立川市内には16の町があります。
それらの町名はどのように決められたのか調べて見ました。

江戸時代、立川は柴崎村と呼ばれていたそうです。
明治11年、明治政府が群区町村制を制定し、
柴崎村は神奈川県北多摩郡柴崎村となりました。
同じ北多摩郡に柴崎村あり(現調布市内)混乱が起きたため、
立川村になったそうです。

ということは、調布に柴崎村がなかったら、
立川は柴崎村のままで、柴崎町→柴崎市になったかもしれませんね。
その場合、砂川町と合併したら「柴砂市」になっていたかもしれませんね。



さて、立川の1つの町名として残った柴崎は江戸時代からそう呼ばれていたので、
由来は想像するしかなさそうです。

「立川の地名」という本によりますと、
「柴」は山野に生える小さい雑木、また、それを切って薪にしたり、垣根を作ったりするもの。
「崎」は先で、ものの先端、つき出てとがっている部分、端(はし)のことである。
「柴崎」は柴(小さな雑木)の生えている山の先端といった意味ではと書かれています。



by JK