イベントレポート

立川諏訪神社 伝統芸能祭千二百年の伝統、由緒ある立川の名社に新しい風を…

  • エリア 柴崎町
  • ジャンル お祭り
「千二百年の伝統、
由緒ある立川の名社に新しい風を…」
立川で初めて開催された「伝統芸能祭」。
立川諏訪神社(柴崎町)では
毎年夏に「諏訪祭り」が行われますが、
それとは異なり、後世へと継承したい
「伝統芸能」にフォーカスしたお祭りでした。
お囃子や獅子舞をはじめ、 
5周年を迎えたお神輿のお祝いや
ちびっこ相撲、
はたまたマグロの解体ショーと
盛りだくさん。
プログラムの順にご紹介します。
立川獅子舞保存会の皆さん。
江戸時代から柴崎町、富士見町に伝わる
「獅子舞・棒使い」。
立川を代表する伝統芸能は、
昭和42年、無形民俗文化財に
指定されました。
獅子舞の露払いの役割としての棒使い。
とても可愛かった!
大獅子、中獅子、雌獅子。
立川の獅子舞は特に勇壮で、
力強いのが特徴だとか。
立川おはやし保存会の皆さん。
諏訪囃子・立川羽三囃子連・
曙東はやし連・高松町おはやし保存会と
続きます。
おいしい物も沢山ありました。
焼き鳥、焼きそばなどの屋台に、
地元のお店も大活躍。
柴崎町「担ぎ屋」は、
タレで仕上げる焼き鶏、牛タン、
スープをALL 100円で提供。
おいしかった!
大注目!
錦町「寿司勝」によるマグロの解体ショー。 
長崎五島産 本マグロ(110kg)、立派です。
解体する様子を、最前列で食い入るように
見つめるちびっこ達。
なんと、解体したまぐろの握りを
無料でふるまってくださいました。
あっという間に、10mほどの行列。
それが長く続きました。
頂ける条件は、用意されていた
除菌スプレーで手を清めること。
大人も子供も、大満足の様子。
美味しいお寿司、ごちそう様でした。
詩伍座 (うたござ)の皆さん。
今だからこそ伝えたい詩=和 を志に、
古き良き日本の心を伝える活動を
なさっています。
時代に左右されない伝統芸能。
たのもしさを感じる演奏でした。
立川で阿波踊り♪
武蔵小金井を拠点に活動されている
阿波踊りの連(グループ)、
「江戸の阿波 螢 (ほたる)」の皆さん。

太鼓・笛・三味線・鉦(かね)など
代表的な鳴り物を、一つひとつ紹介。
阿波踊りの三味線は、
津軽三味線のような重いタイプではなく、
軽いのが特徴だそうです。
踊りについてはこんな説明が。
右手が上がったら右足、
左手が上がったら左足。
他は特に動かさなくても
サマになるのが阿波踊りのようです。
「最後はみんなで良き思い出を!」と
踊り手さんが境内を舞いながら、
観客を誘い出します。

見よう見まねで上手に踊る方も。
境内が華やぎました。
はらはらドキドキ、
スリリングなはしご乗りを
披露して下さった
北多摩睦 消防組の皆さん。

お正月に、大國魂神社(府中)などでも
見られるそうです。
いよいよクライマックス、
神輿の宮出し・宮入しです。
ダイナミックな演奏で盛り上げる、
奏楽(そら) の皆さん。
来年もまた、沢山の素晴らしい伝統芸能に
出会えますように。

by T.I

 
名称 立川諏訪神社 伝統芸能祭
イベント日程 2019年4月14日(日)
11:00~16:00
(10:30~受付開始)
イベント会場名称 立川諏訪神社    
立川市柴崎町1-5-15
備考欄 参加団体 :
立川神輿会
立川おはやし保存会
立川市獅子舞芸能保存会
立川諏訪通り実行委員会
太鼓
梯子乗り
諏訪通り商店街振興組合
諏訪神社
氏子総代会・氏子町会

催し:
露店、鏡開き振る舞い酒
マグロ解体ショー
腕相撲、ビンゴゲームなど