イベントレポート

多摩地区最古のビールが、130年の刻を越えて復刻!麦芽の香味と、爽やかなホップの苦味のバランスがとれた深い旨みとコクが特徴です。

  • ジャンル その他企画
2015年7月21日、イオンモール多摩平の森(日野市)
3階のイオンホールにて
「TOYODA BEER」の発表会
併せて試飲会が行われました。

TOYODA BEER」は多摩地域最古のビールの復刻版。
麦芽の香味と、爽やかなホップの苦味のバランスがとれ
た深い旨みとコクが特徴です


 
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立川のお隣、日野市豊田には、かつて多摩地区
最古のビール工場があり、豊田の山口平太夫氏
の手によって、明治19年から27年頃までビール
が造られていました。

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平成25年に行われた発掘調査と蔵の調査の折、
山口家の敷地内から、
煉瓦造ビール貯蔵庫の跡
や、当時のラベル、写真乾板、ビール瓶に
転用
したと思われるワイン瓶の破片などが見つかり
ました。

 

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  TOYODA BEERプロジェクト実行委員会
   実行委員長:増島清人氏(右)
   副実行委員長:サトウ幸丸氏(左)
このことをきっかけとして「TOYODA BEER」
の復刻の狼煙が上がり、プロジェクトを結成。



明治時代の新聞広告に「独逸醸造法」との記載
から、主にドイツの醸造所で行われていたラガ
ー製法をしていたと推
測。発見されたラベルを
復元して発売される運びとなりました。



 
        右から(写真:右)
         石川酒造株式会社:石川彌八郎氏
         山口家当主:山口高央氏
         日野市長:大坪冬彦氏
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将来的な展望としては、日野市産の大麦を使用
した
「TOYODA BEER」の復刻を目指しており、
市内農家の協力により、昨年の11月、50粒の種
を撒いて大麦の試験的な栽培を開始。本年5月
には収穫が
出来ました。今後は種を増やしつつ、
大麦の増産をしていくとのことです。

 
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「TOYODA BEER」は、本年の7月26日
から日野市の46店などで
発売が開始され
ます。

卸価格は税込500円(332ml 瓶)。

小売価格の設定は、販売店に一任とのこと。

7月26日に開催される「ひのよさこい祭」
会場でも
「TOYODA BEER」が販売されま
す。但し、販売予定数がなくなり次第終了
です。
 
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