多摩の味覚

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立川唯一の田んぼの「中干し」

今日は、田んぼの水を抜きました。
土にヒビが入るまで乾かす「中干し」です。

「がにがら田んぼネット」の小川さんが柴崎分水からの取水口を塞ぎ・・・。

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そして、反対側にある排水口をあけました。

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徐々に流れ出す水量が少なくなっていきます。

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逃げ遅れた「いきもの」の救出も忘れません。

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採れたドジョウやヤゴ、川エビ、メダカなどを、柴崎分水に放しました!

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あとは、太陽光によって土の水分を蒸発させます。

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田んぼの「中干し」を行う理由は・・・。

1. 土中に酸素を補給して根腐れを防ぎ、根の活力を高めます。根が強く
    張ります。
2. 土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)を抜くことが出来ます。
3. 水を落とすことによって肥料分のチッソの吸収を抑え、過剰分けつを
    抑制します。
4. 土を干して固くし、刈り取りなどの作業性を高めます。

明後日の朝まで、中干しをする予定ですが、今年の夏はとても暑いため、
根焼けが起きそうになったら、予定を早めて水を入れるかも知れません。


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