立川名産品レシピ

立川名産品レシピ
立川市内で生産される名産品の数々。管理栄養士が考える名産品レシピをご紹介します。

ビタミン、たんぱく質が豊富!
鈴木良平さんのブロッコリー。

ブロッコリーといえば、美容と健康志向の高い方々に人気の野菜。
その栄養価の高さから野菜の王様ともいわれています。
まずはブロッコリーの代表的な栄養成分とその効果を見ていきましょう!

ビタミンC含有量はトップクラス

ブロッコリーのビタミンC含有量は、100gあたり140mgと野菜の中ではトップクラス。
トマト15mg、かぼちゃ43mg、ほうれん草35mg、キャベツ41mgと比べると一目瞭然。
ビタミンCの効能は、まずは抗酸化作用。病気に対する抵抗力を高め、美肌効果も期待できます。
ただし、水溶性で熱に弱いため、茹でるなどの加熱調理で栄養成分は減少します。
スープなどにすれば溶け出した成分も無駄なく摂取できるので、おすすめです。

じつはたんぱく質も豊富です!

たんぱく質は、筋肉や皮膚、臓器など、体を維持するために重要な栄養素。
ブロッコリーは植物性たんぱく質が100gあたり5.4gと野菜の中では群を抜いています。
キャベツ1.2g、ニンジン0.7g、ピーマン0.9gと比べるとその差は歴然。
スポーツをする方にはおすすめの食材です。

では、栄養抜群のブロッコリーを使ったおすすめレシピをご紹介します!
 

ホクホク食感がクセになる

ブロッコリーの洋風かき揚げ





■ 材料(2人分)  1人分 407kcal

ブロッコリー(茎や葉を含めて)…約150g
ホールコーン缶…50g
ベーコン…2枚
 

卵(小)…1個
牛乳…大さじ1
オリーブ油…大さじ1/2
塩…ひとつまみ
カレー粉…ひとつまみ
薄力粉…40g
 

味見しました!

揚げたブロッコリーって、食感がホクホクになることにビックリ! 隠し味のカレー粉が食欲を誘います。
おかずにも、お酒のおつまみにもおすすめの一皿。

■ 作り方

ブロッコリーは2cm角くらいに切る(葉も同様に切る)。

ベーコンも、同じく2cm角に。ホールコーンは水気を切っておく。

衣を作る。ボウルに卵、牛乳、オリーブ油を入れて混ぜる。そこへ塩、カレー粉、薄力粉を加え混ぜる。


①を加えて混ぜる

❹揚げ油は170℃に熱し、③を大さじ2位ずつ油に加えて揚げる。


❺途中返しながら2分程揚げ、油を切って盛り付ける。


パンチのある味わいが食欲誘う
ブロッコリーとかきのオイスターソース炒め





■ 材料(2人分) 1人分 181kcal

ブロッコリー…150g
サラダ油…小さじ1/2
水…大さじ3
 
かき…150g
薄力粉…大さじ1
ごま油…大さじ1
  しょうが…1かけ
にんにく…1かけ
 
a
オイスターソース…小さじ2
しょうゆ…小さじ2
みりん…小さじ2
水…大さじ2
 

味見しました!

うまみたっぷりのかきをさらに深い味わいにするオイスターソースならおいしくないはずがない!
ブロッコリーって不思議と濃いソースにあうんです。
作り方もかんたんだから、ぜひ試してみてください!

■ 作り方

ブロッコリーはひとくち大に食べやすく切る

にんにく、しょうがはみじん切りにする、かきは、キッチンペーパーで水気を切っておく。

フライパンを熱しサラダ油でブロッコリーをさっと炒め、水を加えてふたをして弱めの中火にして2~3分加熱して取り出す。


フライパンを再び中火に加熱して、ごま油を加えて、薄力粉をまぶしたかきを返しながら焼く。


フライパンの手前に隙間を作り、にんにく、しょうがを炒め、aを加えて、全体を混ぜ合わせブロッコリーを戻す。

さっと合わせて盛り付ける。


卵とチーズでふんわり
ブロッコリーのガレット




■ 材料(2人分) 1人分 387kcal

ブロッコリー…1個(250g程度)
片栗粉…大さじ1
  a
卵…小2個
ツナ油漬け缶…1缶
溶けるチーズ…50g
  オリーブ油…大さじ1
  b
ケチャップ…大さじ2
タバスコ…好みで 数滴
 

味見しました!

刻んだブロッコリーを卵とチーズでつないだパンケーキのような一皿。
ブロッコリーの甘味が際立って、とてもヘルシーな味わいでした。
たくさん食べても野菜だからお腹にたまらず、食後ももたれませんでした。

■ 作り方

ブロッコリーは、花蕾は1センチくらいに刻み、茎はザクザク刻む。片栗粉をふって混ぜる。


aを混ぜる。①と、合わせる


フライパンを中火に温め、オリーブ油を加えて②を流し入れ厚さをそろえふたをして、弱めの中火にして途中返して7~8分加熱する。


皿に盛り付けて混ぜ合わせたbを添える。


■レシピ考案、料理制作・井上由香理
管理栄養士、北海道生まれ。
病院勤務、フードコーディネータ・アシスタントを経て独立。
テレビ番組の料理から資格を活かした健康によい料理の考案まで幅広く活躍。
おいしくて簡単なレシピを提供。