立川の四季2025・二十四節気★七十二候

二十四節気★七十二侯

~立秋の候(りっしゅうのこう)~

2025年8月7日から8月22日までは、二十四節気・立秋(りっしゅう)の候。暦の上では秋のはじまりの日。立川市の最高気温は31℃と、猛暑つづきだった中での31℃が、なんだか涼しく感じられました。

秋のはじまりとなって、ようやくセミたちがにぎやかに鳴きはじめたような印象です。
アブラゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの鳴き声は、なんとかきき分けられました。
若葉緑地には、セミの抜け殻をあちこちで見つけられ、多くのセミが無事に羽化を終えたよう。ミンミン、ジージー、シャーシャー、など、見上げる樹々で大合唱していました。
矢川緑地では、水辺をトンボが追いかけっこをしているように、飛び交っていました。トンボといっても種類が実に多く、確実なことは言えませんが、おそらくシオカラトンボと思われるトンボやムカシトンボに似たトンボを見かけることができました。
矢川の流れにカメラを潜らせると、湧水の透明度に何とも言えない清涼感。自然の豊かさをしっかり守る取り組みを心がけていきたいと改めて感じました。
そして、大暑の候で、スズメバチの威嚇にあった富士見緑地では、わき出す水の量がチョロチョロ程度と今にも枯れそうです。通称:おんぷ池(富士見緑地の湧水がたまっているところ)の水量もほとんどなくなっていて、池というより水溜まりといった方が的を得ている状態に。でもそんな少ない水量でもザリガニがたくさん繁殖していて、池に人の足音が近ずくと、いっせいにピュンピュンと泥を巻き上げながら、身を隠していました。
by ノックアウト♪
立川の四季2025・二十四節気★七十二侯
~立秋(りっしゅう)の候~