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立川深層3月号こぼれ話緑川は「緑川通り」に

  • エリア 曙町
  • ジャンル 立川の歴史
現在配布中の月刊えくてびあん3月号はご覧いただけましたか?
好評連載中の「立川深層⑥」のテーマは「緑川」。

1月でご紹介した「北口駅前大通り」が北口の南北の主要幹線なら、
「緑川通り」は東西の主要幹線といえます。

しかし、この緑川通りが実際に川だったとは(正確には排水路)、
名前に川とつくからなんとなくそうかなと、
そういえば、「曙橋」とか「東橋」とか橋の名前の交差点があるなと、
しかし、どんな川だったのかはなかなか想像がつきませんね。

そして、この2つの主要幹線が誕生したのは、戦時中の建物疎開によるもの。

それまでの道は南北に「仲町通り」、東西に「夜店通り」そして「飛行通り」があったそうです。
「夜店通り」はすでに月刊えくてびあん2月号でご紹介していますので、
今回は「飛行通り」をご紹介します。

月刊えくてびあん1月号はコチラをご覧ください。(建物疎開と北口駅前大通り)
月刊えくてびあん2月号はコチラをご覧ください。(夜店通り)

現在の東橋、東西に緑川通り。



南には立川通り。



北に行くのも立川通り、なのですが以前はここを「飛行通り」と呼んでいたそうです。



現在も渋滞を避けて通る車が多い道です。



立川通りは都道なんですが、この部分は都道ではないみたいです。



現在のファーレ立川に到達します。以前は立川飛行場の正面玄関。
この道が飛行通りと呼ばれたのはそのためだそうです。



by JK