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共存コロナウイルスここではこんな活動が「おにうーまーイーツ」暮らしの役にたっていきたい

おにうーまーイーツ(おに Umar Eats)
錦商店街振興組合  広報イベント担当 
平田晃一郎さん(まぜそば専門かぐら)




―― 錦町を中心にデリバリーサービスをされているそうですが、どなたが配達しているんですか?

平田 僕です!

――え? 他には?

平田 今は僕が 1人で配達しています。

――おにうーまーイーツは事業なんですか?

平田 錦商店街振興組合が始めた配達サービス事業です。

――このおにうーまーイーツのすごいところは、北口にも加盟店があって、立川の南と北をいとも簡単に繋いでしまったことですよね。平田 それ、気づいてほしかったんですよ。ありがたいし嬉しいです。東京都の商店街グランプリで特別賞をいただいた時に、東京都の商店街連合会の方が「今は世代交代で、若い力を取り入れる商店街の器も必要だ」とおっしゃっていたんです。「よそ者、バカ者、若者」という有名なフレーズがあるじゃないですか。この錦商店街でなぜいろいろなことができるかというと、やはりもともとこの商店街の持っている器が大きいということではないかなと思います。そうした土壌があったから僕がいろいろな提案を出すことができたんですね。それに僕は山口県の田舎育ちで地域の横の繋がりは当たり前のことだったんです。それでこの錦に来た時に、ここで人にスポットをあててなんとか繋がりを表に出せないかなということでイベントやらせてくださいとか広報やらせてくださいとお願いしたんです。

――そうですね、商店街グランプリの時も、商店街の人の顔がわかるイベントになっていましたものね。

平田 そうしたイベントでいろいろ北口の人たちとも繋がってきました。北とか南とか、大変とかいうことはまったく感じなかったですね。よそ者だからできるのかもしれないですね(笑)

――おにうーまーイーツの加盟店も増えているそうですね。

平田 はい。飲食だけでなく、錦町にあるドラッグストア  ナンコードーさんの生活必需品なども配達します。取扱品も増えています。

――なんだか高齢者や独居の見守りもできてしまいそうです。

平田 お!気づいたですね~。そこも狙っているんです。安心安全な住みやすい街を作るために、商店街が地域コミュニティの担い手になるべきだとも言われて、そうだよね、商店街にできること、商店街だからできることなんじゃないかなと思ったんです。

――買い物弱者へのきめ細かいサービスもできそうですね、大変だけど。

平田 電球の取り換えとか家具の移動とか、それをおにうーまーイーツに乗せてそこまで持っていけたらなと思っています。スマホを通して商店街がおうちにおうかがいする、そんなイメージです。