• Top
  • 街情報
  • ザリガニトラップ(お魚トラップ)
街情報

ザリガニトラップ(お魚トラップ)小魚やザリガニ、エビ、ヤゴなどを捕まえます

  • ジャンル 立川の自然 お知らせ
暑い毎日、お子さんのいらっしゃるご家庭ではどのようにお過ごしですか?
本日は読者からの投稿をご紹介します。

「今日は息子と近所の水辺で小魚やザリガニ、エビ、ヤゴなどを捕まえて遊びました。立川にも水辺は結構ありますよね。でも水辺で遊ぶ時は充分に注意して。多摩川などは急な流れもありますから、大人と一緒に遊びましょう。

さて、簡単なお魚トラップをペットボトルで自作します。東京の河川では投網や器具を使った漁は禁止されているようですが、夏休みの自由研究など、水辺遊びの一環で観察後に捕まえた生き物を逃がせば問題ないようです。子どもたちと川遊びして、水辺のいきものに触れる機会として試してみました。

まずはお魚トラップづくり、です。
「セルビン」と呼ばれる小魚などを捕まえる簡単な仕組みのワナがあります。釣具屋さんやネットでも見かけますが、仕組みが簡単なのでペットボトルを使って自作できます。ちょっとした「工作」気分も味わえて、トラップを作ること自体が楽しいです!

1 ペットボトルの飲み口側をカッターやハサミで切り落とします。もちろんケガしないように充分注意して作ってね。





2 切り落とした飲み口を逆さまにして、本体に突っ込み固定します。



3 水が出入りするようにドリルや釘で穴を開けます。この時も指をケガしないでね。





4 紐を結べるように取っ手をつけたらできあがり。





では、このトラップの使い方です。
1 中に小石(水に沈めるための重石です)とエサ(魚が集まりやすいものなら何でも)を入れる。
2 水に沈めて流されないように紐を固定する。



3 5分~10分くらい待つ。この時間はその現場の様子や環境で調整します。
4 そうっと引き上げます!お魚が入っていますように!



※入口がすり鉢状になっているので、エサの匂いに誘われて中に入ったお魚たちは、簡単には出られなくなる、という仕組みです。

さてでは実際に使ってみましょう。ということで、自作トラップをもって多摩川を見下ろす高台の公園に行って見ました。結果は大成功、大漁です。トラップを仕掛けて待っている間は、たも網で岸辺を「ガサガサ」。クチボソ、メダカ、オタマジャクシ、ザリガニ、ミナミヌマエビ、ギンヤンマのヤゴなどが、わさわさ獲れました。夏の水辺は、今も昔も変わらず小さな命で賑やかです。プラケースに入れて観察した後は、さようなら。もとの場所に戻してあげます。





暑い毎日、涼し気な(決して涼しいわけではないけれど)水辺で、生き物の観察をしてみるのもいいですよ。

by JK