立川の二十四節気 2022 ～小満（しょうまん）～

2022年5月21日
二十四節気の小満（しょうまん）を迎えました！

動物、植物、昆虫など、生きとし生けるもの、あらゆる命が、太陽の光を浴びて、すくすくと成長、満ち輝いていく季節です。

矢川緑地保全地域
立川市羽衣町「みのわ通り」の東側、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で生きる動植物の観察ができる貴重な場所です。

小満（しょうまん）の矢川緑地保全地域。立夏に咲いていたキショウブも、そろそろ咲き終わりそうな雰囲気です。
クワの樹の下では、熟れたクワの実が野鳥についばまれるたびにポタポタと音をたてて落ちてきます。
トンボやカモ、モグラでしょうか地面が掘り起こされたような場所がありました。
 

金比羅山
立川市砂川町「見影橋保育園」の東、玉川上水沿いに小高く積み盛りあげられた人工的な山と云われるおよそ16メートルほどの山です。「金比羅神社」「富士浅間神社」「秋葉神社」が祀られています。

小満（しょうまん）の金比羅山の樹々は、イキイキとした鮮やかな緑色の葉を茂らせていました。足もとには、独特な香りをはなつドクダミがかわいらしい花を咲かせていました。金比羅山はそろそろツツジの季節も終わる頃の様です。

富士見緑地
立川市富士見町「旧奥多摩街道」を昭島市方面へ。「東京都農林水産振興財団」の研究施設の西側にある緑地です。

小満の富士見緑地は、アジサイが花芽をつけて、来る日を今かいまかと待っているよう。水辺には、キショウブが咲き染め、足もとにはシロツメクサやヘビイチゴ。ナシの樹にはかわいらしい実をつけていました。

若葉緑地
立川市若葉町「立川通り」を小平市「小川橋」方向へ。玉川上水の南。「立川市清掃工場」に隣接する緑地です。

小満（しょうまん）の若葉緑地。やはりここは、ツツジもサツキも、花が咲かないのでしょうか？ 樹々の葉の陰で太陽の光が届かないから？ ほんの数か所に、数え切れるピンク色の花を咲かせるだけ！といった感じです。
アジサイ、ハルジオン、ヒメジオン、タンポポなどは、花を咲かせていました。

by ノックアウト♪