立川の二十四節気 2022 ～寒露（かんろ）～

2022年10月8日
立川の二十四節気は、夜の月もさえざえと見える季節。寒露（かんろ）を迎えました。

朝晩は過ごしやすく、時に肌寒くもなり、野や原の草葉についた露が、ちょっぴり冷たさを感じさせる季節です。日中との寒暖差に体調を崩さないよう、服装にも気を遣いながら、食欲の秋。読書の秋を過ごしましょう。

矢川緑地保全地域
立川市羽衣町「みのわ通り」の東側、立川段丘から湧きだす水を水源に、手つかずの自然環境で生きる動植物の観察ができる貴重な場所です。

寒露（かんろ）を迎えた矢川緑地保全地域は、昨日までに降った雨の影響からか、矢川や湿地の水かさが増えていました。矢川に生息する虫たちは、来るべき冬に備えて栄養を蓄えようと活発に活動していました。

金比羅山
立川市砂川町「見影橋保育園」の東、玉川上水沿いに小高く積み盛りあげられた人工的な山と云われるおよそ16メートルほどの山です。「金比羅神社」「富士浅間神社」「秋葉神社」が祀られています。

寒露（かんろ）を迎えた金比羅山は、樹々も草葉も露に濡れてしっとりとしていました。ご神木のように大きなイチョウの葉は、まだまだ黄葉の気配はなく、しっかりとした緑色。このイチョウの葉が黄に色づくと、金毘羅山も冬支度がはじまるのでしょう。

富士見緑地
立川市富士見町「旧奥多摩街道」を昭島市方面へ。「東京都農林水産振興財団」の研究施設の西側にある緑地です。

寒露（かんろ）の富士見緑地。昨日までに降った雨の影響からか、段丘から湧く水も、ただならぬ勢いを感じさせます。
池から水路を流れる湧水が、富士見緑地を潤しながら、植物を育て、集う虫たちの営みを支えているようです。

若葉緑地
立川市若葉町「立川通り」を小平市「小川橋」方向へ。玉川上水の南。「立川市清掃工場」に隣接する緑地です。

寒露（かんろ）の若葉緑地。いたるところに樹々の枝がゴロゴロとしています。
見上げると、太い木の枝が変色しているような樹もありました。
足もとには、ぶっとい枝が落ちています。
この太さのものが、頭の上に落ちてきたら…。考えただけでもゾッとします。
おそらくこの地域の方も、この場所を管理されているところに報告されていると思いますが、お出かけの際はお気を付けください！

by ノックアウト♪