• Top
  • 街情報
  • 名を知られていなくとも健気に咲くものたち
街情報

名を知られていなくとも健気に咲くものたち2023 ~穀雨(こくう)次候~ 霜止出苗(しもやんでなえいずる)

  • ジャンル 立川の自然
穀雨(こくう)次候
霜止出苗(しもやんでなえいずる)とは…


霜の降りる季節が終わり、苗代(田植えの前に稲の種から苗を育てる田んぼ)で、稲がスクスクと生長する季節となりました。
立川市には、立川公園ガニガラ広場に隣接する場所に、立川唯一の田んぼがあります。毎年6月頃になると「がにがら田んぼネット」の活動で、田植え体験などが行われます。
2023年の田植えはいつ行われるのか、とても楽しみです。
稲の苗がスクスク育つ頃、足もとを見れば、マツのような芽がすくすくと成長中。シランやシロツメクサなどが色づきはじめ、名も知られていないような小さな花たちが、誰に見られなくても健気に咲いていました。
あと10日もすれば、端午の節句のこどもの日です。鎧兜に鯉のぼり、そして邪気払いにシュウブ湯に入るのが習わしです。そう、ショウブといえば、手つかずの自然環境が残る矢川緑地(羽衣町)では、本来あるべき姿を取り戻すために、矢川ふれあいボランティアの方々が外来種のキショウブ駆除の実験調査をしていました。
二十四節気・七十二侯とは…
地球が太陽の周りを一周する時間の長さを一年とし、これを太陽暦と言います。
太陽暦には、一年を四等分した四季のほか、二十四等分した二十四節気(にじゅうしせっき)。さらに七十二等分した七十二候(しちじゅうにこう)と、季節をこまやかに捉え、農事の目安や旬の食材を使った料理、季節の草花を生活に取り入れて、生活を楽しく豊かにしてきました。
by ノックアウト♪