インタビュー

今、ローカルメディアにできること「立川新聞」コロナ禍の立川で何をしてきたか、
何をしようとしているのかをうかがいました。

webメディア
立川新聞 地域密着新聞ネットワーク

 この錦町サンパークビルの中にあるお店の取材から立川新聞は始まりました。2011年の震災後に街の役に立ちたいと思って始めたのですが、なんとかここまで続けて来られてよかったです。開発されてどんどん立川が変わる中で、こうした小さいお店の集合体こそが立川らしいかなと思っています。立川を立川らしく、おかげで写真の勉強はずいぶんさせてもらいました。

 休業要請解除後、普段しっかり休むお店が昼間から営業していたり定休日に休まなかったり、少しでも売上に繋げたいんだなという気持ちや、口にしないけれど辛さや痛みは伝わってきました。子ども弁当を始めるお店の様子を見て、逆に励まされたこともあります。この間立川市内は隈なく廻りました。地元は羽衣町なのですが、砂川町や若葉町の方もずいぶん廻りました、自転車で。

 今できることは、「テイクアウト」に代表される情報発信だなと思っていましたから、直接お店をお訪ねして撮影できるところは撮影して、テイクアウトマップを作ってそれをアップしたり記事にしたりしました。SNSも随分変わってきましたので、いろいろ試しながら発信しています。テイクアウトについてはどこの媒体もみんなやっていますし、状況が変わってきているので、これからは営業再開後の情報をどう伝えていこうかと考えているところです。本業は、お店や企業のホームページを作ったり、グーグルの検索にひっかかるような仕組みのお手伝いをしています。写真の提供もできます(笑)。今日はライカですが、普段はニコンです(笑)。
 
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株式会社エリアダイレクト 
代表取締役/エグゼクティブプロデューサー 
立川新聞編集長 戸田裕二さん
プロフィール:北海道出身。立川との関係は30年以上になる。立川新聞は恵比寿新聞を代表とする地域密着
新聞ネットワークのひとつ。立川新聞に掲載される写真はとてもおしゃれ。