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箱根駅伝第90回 箱根駅伝本戦出場校 in 多摩

  • ジャンル 箱根駅伝
'第90回

帝京大学 駅伝競走部

【 箱根駅伝 戦歴 】

7年連続15回目。
最高成績は2000年と前回大会の総合4位。
5年ぶりにシード権獲得。

駅伝競走部 監督 中野 孝行氏 (北海道出身)

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箱根駅伝本戦に向けて、今、監督の心に浮かぶ「ひとつの言葉」とは。

「一期一会」

この瞬間というのは二度とない、一度きりのもの。
「一期一会」は、最高の “ お・も・て・な・し ” を表す茶道の言葉。
練習もそう、同じものは二度とない。
今日出来なかったことを明日やればいい、では置いていかれる。
いつも全力、全開。一生懸命やっていても足りない。
チャンスは平等に与えられている。
それをつかむもつかまないも自分次第。
よく「リベンジする」というけれど、
安易なものはリベンジとは言わない。
本当の仕返しの時に使う言葉だから。
いざという時のために常に爪を、牙を磨いておけと。
駅伝はスポーツじゃなく「駅伝道」だと、私は思っている。
だから本気で牙をむくことが出来る。
最後は「負けられない」「意地」、そういうもので決まると— 。

コーチ 町田 勇樹氏 (東京都出身)

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箱根駅伝本戦に向けて

昨年まで日本体育大学の陸上部で活動。
大学卒業後、帝京大学 駅伝競走部のコーチに。
今は生活面も含め、自分のことを徹底してやる時。
一日一日、自分の行動に責任を持ってやっていけば、
必ずチームのためになる。
また、マネージャーは便利屋ではないという意識で、
マネージメントをしてほしい。
選手のタイムが伸びなかったり、
監督の意図する方向から逸れていたら、正したり。
選手をちゃんと管理することが重要な役割だと思います。

主将 難波 幸貴選手 (新潟県出身)

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コンディションが良くない時、自分に言い聞かすこと。

走行距離や大会、今まで自分がやってきた練習などを思い返します。
またゲン担ぎじゃないですけど、
試合の前日、母親と電話で話すといい結果が出たり。
弱気な時も「あなたなら出来るから」と言ってもらうと自信に。
駅伝はチームで結果を出すものなので、他のメンバーのことを
他人事に感じられなくなる。
昨年はメンバー争いなどもあって、正直余裕がなかった。
でも今は役に立てるかな、自分は結果を出せなくても
周りが出せたら、 と思える。
この4年間、ほんとに色々な経験ができた。
「他の人にできない経験をしている」と監督からもよく言われます。

「競技者」としての主将に元気をくれる曲

ファンキーモンキーベイビーズ「悲しみなんて笑い飛ばせ」

音楽は精神面だけじゃなく、体力面にも影響を与えます。

主務 今野 泰平さん(宮城県出身)

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チームを一つにするために心がけていること。

選手は基本、自分のペースを乱されるのがイヤだと思うので
競技に集中できるようにと考えています。
選手のことを一番に考えて動くには、周りをよく見ていないといけない。
一人ひとりの表情を読み取って、自分の仕事をきちんとする。
監督、コーチが不在の時は、マネージャーが監督。
監督から受けたことを責任を持って伝達する、
職場でいうなら中間管理職の立場だと。
僕は2年まで選手だったので、同学年の活躍は特にうれしい。
4年生には、自分(マネージャー)の分まで、という気持ちで
走ってほしい。

つらいと感じること

強いて言えば、休みがないところ。
スタッフ陣の考えがうまく伝わらない時。
みんな走りに集中していると、
自分のことでイッパイイッパイになるので。
たとえば選手のためにと組んだスケジュールも、
それぞれの都合で変更になったり。
大人数になると、スケジュールの調整も難しいです。

Special Thanks
帝京大学 学食ご担当 米山 則子さん(神奈川県出身)

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部員の皆さんの印象。

皆さん、挨拶がきちんと出来て、気さくに話して下さる好青年。
娘と同世代なので息子のようです。
こういう人が婿になってくれたらって思うくらい(笑)

こんな気持ちで「箱根駅伝本戦」を見つめています。

ケガなく無事に走って、ゴールしてもらえればうれしいです。
途中で倒れたり、そんなのはつらい。
皆さん、一年ごとお顔が変わってきています。
こんなかわいい子たちが親元を離れ、地方から一人走るために
やってきて、 ほんとによくやるなぁ、えらいなって。
親御さんもさぞ、心配されているだろうと思います。
東京の母だと思って、なんでも言ってもらえたら。

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監督も信頼を寄せるマネージャー。
町を走る朝練では、車で選手を追いかける。

 

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写真提供: 主務 今野泰平さん
台風で被害に遭われた方々に、パワーを届けに。
今年、最後の合宿もこれまで通り伊豆大島へ。

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朝練を終えた瞬間、リラックスした表情に。
蛯名選手(4年・左)も入念にクールダウン。

 

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一人ひとりの顔を見て、調子を確かめる中野監督。
前回7区・8区を走った主将 難波選手(4年・右)と
猪狩選手(4年・中央)を先頭に。

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写真提供: 帝京大学

 

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前回5区を走った小山司選手(4年・中央)。
町を走り終えた選手が、次々
キャンパスのトラックに帰ってくる。

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