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立川通りをもう一度歩いてみる③立川立体

  • エリア 錦町 曙町
  • ジャンル 立川の歴史
立川通りをさらに北に進むと錦町一丁目の交差点。
そこから下って、JR各線の下を立川通りがくぐります。
「立川立体」いわゆるアンダーパスです。
全国的に珍しいというわけではないのですが、
立川市、昭島市には結構アンダーパスがあります。

向こう側ではJR南武線の列車が通過中。
道路のレベルと線路のレベルが同じぐらいですね。
昭和10年ごろの地図をみるとここには東踏切があると書かれています。



以前にも書きましたが、両側の自転車道・歩道の勾配はかなり差があります。
今の立川立体は片側2車線の4車線、両側に自転車道・歩道があるので30mほどになります。



立川立体の拡幅工事の完成は平成13年。
それまでは片道1車線の2車線の道で慢性的な渋滞地帯だったそうです。



この拡幅工事、JR各線を止めるわけにはいきません。
そして立川通りも通行止めにすることなく行われたと聞いています。
いったいどんな工事をしたのでしょう?
想像ですが、4本ある車線(①②③④)のうち、最初は中の2本(②③)があった。
向かって左側をまず拡幅、新しくできた1本とそのとなりの1本(①②)に利用を変更。
右側の工事を進めて④が完成し、片側2車線の4車線を完成させた。
上を通るJRの重量を考えると、かなりの難工事ではなかったかと思います。



西側には道路がありますが、現在下りの一方通行で、立川通りからの進入はできません。
以前は可能だったようです。
東側の自転車道・歩道から撮影しています。高さの違いが判りますか?



北にわたったところ。



曙陸橋、アニメなどでもよくつかわれる陸橋。



by JK