街情報

五鉄をもう一度歩いてみる①立川駅~武蔵上ノ原

  • エリア 柴崎町
  • ジャンル 立川の歴史
「五鉄を歩く」という街歩きに参加したのは2014年。
私が立川に来てまだ1年ほどの頃でした。
この時に案内をしていただいたのが昭島市役所の三村さん。
2017年に三村さんが上梓されたのが「昭島消えた五つの鉄道」。
この本を改めて読ませていただいて、再び五鉄を歩いてみました。

五鉄(五日市鉄道)は大正14年に拝島~五日市間が開業しました。その後、昭和5年に立川延長線開業。
昭和15年に南武鉄道に吸収合併され、昭和19年4月に国有化されますが、同年10月に休止します。
その後、廃線となりました。この区間を五鉄跡と呼ばれています。

立川駅南口が開設したのは昭和5年。
北口の開設から41年後のことです。



一番南側の線路が五鉄の通っていた線路。
諏訪通りを西に進んだこのあたりに踏切がありました。
中央線、貨物線、青梅鉄道、五日市鉄道がならぶこの踏切はいわゆる開かずの踏切でした。



五鉄は廃線になっていますが、現在も青梅線が利用しています。
日野方向に向かう中央線を下に交差して西に進みます。



中央線をこえてすぐの踏切、水道前踏切。青梅短絡線と書かれています。



この線路は単線で、現在は青梅線の下りのみで利用されています。
例外的に横田基地からの貨物が上りで週に1度利用しています。



武蔵上ノ原の駅があったあたり。
今気が付いたのですが、google mapにはこの線路は載っていません。



上野原踏切、上野原の名前が現在も残る場所。
この踏切は緑川通りとの交差点です。



by JK