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当時、生産量は全国一!砂川のクワ苗ハンパない!2023 ~小満(しょうまん)初候~ 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)

  • ジャンル 立川の自然
小満(しょうまん)初候
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)とは…


眠っていた蚕が目をさまし、クワの葉をたくさん食べて成長する季節。クワの葉をたくさん食べて成長した蚕が、さなぎになるときにカラダから出すのが、絹の糸(シルク)です。
シルクは保温性に優れているだけでなく、吸水性とともに放湿性にも優れているらしく、夏の暑い日にも涼しく着られることから人気の素材とか。
養蚕が盛んだった頃、立川市、特に現在の砂川辺りでは、蚕のエサとなる良質なクワ苗の産地として知られ、生産量が全国一だったこともあったそうです。

その名残ではありませんが、砂川が全国一だったこともあり、立川の公園・「砂川公園」では、25品種のクワ苗が展示栽培されている「クワ園」がありますが、現在の季節では、クワよりもヤマモモがたわわに実っています。
全国には及びませんが、立川では間違いなく一番の湿地帯。矢川緑地では、今年も水不足に見舞われ、現在も湿地を満たすはずの湧水が引き込まれていません。
ここ数年、このような状態が続いているということは、地殻変動や気象の変化などの影響などが考えられるのでしょうか?
二十四節気・七十二侯とは…
地球が太陽の周りを一周する時間の長さを一年とし、これを太陽暦と言います。
太陽暦には、一年を四等分した四季のほか、二十四等分した二十四節気(にじゅうしせっき)。さらに七十二等分した七十二候(しちじゅうにこう)と、季節をこまやかに捉え、農事の目安や旬の食材を使った料理、季節の草花を生活に取り入れて、生活を楽しく豊かにしてきました。
by ノックアウト♪