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実った稲穂のように…2023 ~処暑(しょしょ)末候~ 禾乃登(こくものすなわちみのる)

  • ジャンル 立川の自然
処暑(しょしょ)末候
禾乃登(こくものすなわちみのる)とは…


禾(のぎ)とは、稲や粟などの穀物のことをいうのだそうです。
この季節になると、田んぼでは稲が実をつけて、重たくなった実が垂れ下がり、まるで頭を下げているように見えることから、人間も実れば実るほど、豊かになればなるほど頭を下げていく。実った稲穂を見て、人生の訓示と捉えることは、とても素敵ですね。
実るといえばこの季節、ナシやブドウ、そろそろ果物のカキなども店頭にならぶ季節となりました。
中でもクリは、実れば実るほど、落下してくるクリのトゲトゲに、頭や肩などケガをしないように気を付けたいところです。
松茸を筆頭とするキノコ。そしてクリなど、厳しい夏の暑さを乗り越えて実った秋の味覚をありがたくいただいて、今年もあと4カ月。充実の日々をお過ごしください。
二十四節気・七十二侯とは…
地球が太陽の周りを一周する時間の長さを一年とし、これを太陽暦と言います。
太陽暦には、一年を四等分した四季のほか、二十四等分した二十四節気(にじゅうしせっき)。さらに七十二等分した七十二候(しちじゅうにこう)と、季節をこまやかに捉え、農事の目安や旬の食材を使った料理、季節の草花を生活に取り入れて、生活を楽しく豊かにしていきましょう!
by ノックアウト♪