■この記事のカテゴリー スポーツ
■この記事の掲載日 2016.01.03

箱根駅伝

【拓殖大学】 第92回 箱根駅伝本戦出場校 in 多摩

拓殖大学
陸上競技部

【 箱根駅伝 戦歴 】

本戦に36回出場。
第87回箱根駅伝で3回目のシード権獲得
過去最高順位の(7位)
2014年第90回(9位)でシード権獲得
最新出場は2015年第91回(16位)
第92回予選会(6位)

陸上競技部監督 岡田正裕氏 (熊本県出身)

監督にとって「箱根駅伝」とは?

「人生そのもの」

その当時、経済的に大変な中にね。
親が苦労して私を東京の大学へ送ってくれてるのに、
自分の夢を叶える箱根にも走れなかったなら、これはどうだっていう、
そんな気持ちを非常に強く持っていました。

なので「箱根に出よう、出るぞ」って、
当時の陸上部員を叱咤激励して。
3年生の私が4年生に「あんたたち、
箱根を走り切れなかったらやめろ」って。
「お前ナマイキだ」ってぶん殴られたこともありましたけど。
でも私は、まず箱根に出たいっていう、
まっしぐらな感じで出てきた。
そういう意味では、陸上=箱根。
ひと言でと言われたら、「人生そのもの」かなって思います。

高校から大学へ行く時に、私自身も決して日本のトップクラスの
選手じゃなかったし、箱根というのはその選手が努力すれば報われる、
唯一の大会だと思うんです。
もちろん高校の時から超一流というか、素質的・素材的に優れた選手も
他の大学含め活躍してますけど、うちはほとんどが高校の時に目立たない、
経験者的な選手ばかり。

箱根駅伝は、今では一番大きい大会ですけど、
この大会は努力すれば彼らが輝ける大会、どん底の人間でも。
出雲や全日本、あれは素質的・素材的にある程度レベルの高い選手が活躍する駅伝。
というのも箱根は1区間が長いですよね。
今は4区だけが18 kmですけど、他は全部21kmから
それ以上ありますしね。そういう意味ではマラソンです。
マラソンっていうのは、いかに努力って言いますか、練習を積み上げていくか。
自分の目標タイムに近づけるかがマラソンだと思いますので。

だから、その為にはどんなに素質が良くても練習を怠ったり、
かまけたりしたりすると箱根は戦えない。
途中で必ずダメージが出てきます。
でも他の、出雲や全日本はダメージが来る前に、距離短いから終わってしまう。

まあ人生もやっぱり努力と言うか、コツコツと積み上げていくものだろうと
私は思っていますので。
そういう意味では箱根駅伝は人生かな。
そして逆転もありなのが人生。
箱根だけは本当に山あり坂あり、まさかありで (笑)

他の岡田監督インタビュー記事
 

陸上競技部コーチ 山下拓郎氏 (静岡県出身)

コーチにとって「箱根駅伝」とは?

「攻めの気持ち」

駅伝の鉄則って言うのは攻める気持ち、強気が大事なんですよね。
これは箱根駅伝に限らず、どの駅伝にも言えることですけども。
マイナスの事を考えると体は動かなくなるし、
コンディションも下がってしまう。
まずはシード権を取って…と考えると、
やっぱり守りの走りになったりします。
 

守りに入ると、今度は目標とするところに到達できなくなる。
箱根駅伝本戦ではとにかく勝負に勝つ、
上位に入るという気持ちでやっていく。
だけど平常心というのは絶対に忘れちゃいけないと常々、選手たちに言っています。

私も4年生の時に、箱根駅伝で2連覇したい、
勝ちたい、そういう強気な気持ちが当然ありました。
けれど平常心を忘れてしまって、結局オーバーペース。
周りが見えず、チームを5位から16番まで下げてしまった経験があります。
常に気持ちを出しながらも、冷静な走りということが
本戦では大事になってきますので、再度、選手たちにしっかりと伝えたいですね。

競技の面では監督が立てられるメニューを
選手たちがしっかりやってくれてますので、あとはメンタル面の調整。
試合となると、どうしてもプレッシャーかかって
持ってる力を発揮できなかったりというのは多々ありますよね。
与えられたメニューを100%消化していれば、問題ありませんので。
まずはメンタル、そしてコンディションを
万全に整えて本戦に臨みたいと思います。

 

 

主将 金森寛人選手 (新潟県出身)

箱根本戦に向かう、今の思い。


まず、体調管理といったことは

各自しっかりやるように言っています。
外出する時は全員が必ずマスクを付けたり、
寮の入口で消毒をして手洗いをしたり。
体調を崩さないよう、チームとしてその辺りを
しっかり徹底させています。
まずは自分がしっかりやる、
それは僕自身が思っていることなので、
自分を律しているというか、常に意識していることです。


下級生に対しては、やっぱり4年生が見本になるように。
普段の生活からしっかりしなくちゃいけないと思っているので。
自分がまずそれをやって、4年生に見てもらって、
4年生もまた後輩たちに見せていけるように。

自分の事に集中する時もありますし、
チームの方を重点的に見なきゃいけない時もあります。
時には色々な人に相談しながら、
そこはまぁ、うまくバランスを取りながら、自分ではやってるつもりです。

昨年まで一緒だった1コ上の先輩が声をかけて下さったり、
試合があったりすると、ラインで「お疲れ~」とか。
そうした他からの声や応援って、
普段ここにいる仲間と交わすものとはまた違った
新鮮な言葉として心に染みます。

予選会はあくまでも通過点ですけど、
油断せずにしっかりチームがまとまっていけたので、
ある程度、目標タイムよりいい形で通過できたと思います。
あとはこの勢いを落とさないように、
いま一度、チーム一丸となって臨みたいです。
 

主務 川上堅太郎さん(広島県出身)

箱根本戦に向けて、意識して取り組んでいること。


選手にとっていい走り、
最高のパフォーマンスができるように。
私たちマネージャーは日々、選手を支える立場にいます。

「一歩先を読めなくてもいいから、半歩先を読んで行動しろ」
私を含めマネージャーたちが、監督から叱られることも多いです。
常に先を読む、そこが私はちょっと苦手な部分で。
ここで学んだことを、社会人になって活かしていければと思います。

私は高校まで短距離をしていました。
箱根駅伝は高校の頃から観てまして、「ああかっこいいなぁ」って。
選手としては無理なので、裏方として携わりたいという思いで
関東の大学に進学しました。

1年目は箱根に出られなくて、2年目に出場。
シード権を獲得できて、3年目にシードを落とすという、波乱万丈な3年間でした。
4年生で最後、シード権を取って後輩にプレゼントできたらなっていうのは、
選手も私も、みんな思っていることです。

マネージャーは私を含め男子が4名で、女性が4名、計8名います。
私は口で言うタイプじゃないんです。
なので後輩のマネージャーには、行動で見せられたらと思っています。

良いパフォーマンスをしてもらうにはやはり、
常に選手の気持ちになって考えることだと思います。
70人もいると、同じ方向に向かない選手もいたり大変な部分もあります。
でも、予選会を通して、みんなの意識は一つになりつつあるかなと。
同じ目標、箱根に向かってきてるんじゃないかなと感じています。
 

 

箱根駅伝予選会にて。
アップをする東島彰吾選手(4年・左)

 

 

白石海斗選手(4年・左)と馬場祐輔選手(1年・右)

 


 

予選会2位とチームに貢献、
ワークナー・デレセ選手(1年)

 

予選会では5位(日本人2位)の金森寛人選手(4年)。
主将らしい走りでチームを牽引。
 

画像をクリックすると拡大されます。
さらに右上[NEXT]クリックで次の画像が見られます。

思わず肩を組む1年生、戸部凌佑選手(左)と馬場祐輔選手(右)
宇田朋史選手(3年・右端)もニッコリ !
 

 

予選通過が決定した瞬間。
ハイタッチで喜びを分かち合う選手たち
 


 

 

食事は全員揃って「いただきます!」

土師悠作選手(左手前)

 

 


 

 

今滝春彦選手(1年・中央)


 

 


 
 
 

 
 
 
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