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インタビュー

応援立川インタビュー ロバート キャンベルさんに聞く(4/4)新しい生活様式は〈Withコロナ〉

――コロナ共存ではありますが、今後の国文研の活動を差支えない範囲で教えてください。

キャンベル 先ほどお話した社会連携推進室をどうやって立ち上げていくか、具体的にいつからどのタイミングでどうするか、プランニングしています。去年の秋から始めている「一冊対談集 クリエーターと語るこの国の古典と現代」を1日も早くやりたいですね。いろいろな仕事をしているフロントランナーたちを立川に、あるいは多摩地域に招いて、市民と一緒にワークショップのような形で公開対談する。そしてそれを立川から『中央公論』という月刊の雑誌に載せて発信していくものです。近々にリモートで1回できると思います。動画という形でライブ発信しますけれども、できれば地域限定。今回も衝撃的なゲストをお願いしていますが、地域の方々に登録していただき、限定配信する中で、チャットとかTwitterを使って参加者の皆さんと少しやりとりできるようにしようと思っています。電子媒体になっても地域性を重んじたい。その後は7月になるのか8月になるのかわかりませんが、少しずつ新しい生活様式に則って人々が集まれればなと。私はあのGREEN SPRINGSのすてきな空間に皆さんを誘いたい。すばらしい導線ができたじゃないですか。北口を出てたましんがあって、そこにたましん美術館があって。歩いて行くと芝生があってステージがあって、その先に国語研があり国文研がある。さらにはアリーナへと続く。まさに一筆書きのような回遊路。スポーツは武ではないけれど、言ってみれば文武両道であり、すばらしいエンターテインメント、学習も、精神的な拠り所も、あるいは美味しい食べ物も。全国的に見てもとてもいい気流が流れている。立川がもうひとつ立川らしいカラーを打ち出せる、空間と時間ができるのではないかと思っています。
 

ぷらっとこくぶんけんのワンシーン 福生にある石川酒造「新蔵」で発酵デザイナーの小倉ヒラクさんと共に

 たましん本店2階に国文研が紹介した多摩地域に関する書物、資料を展示する常設コーナーを作って頂くことになりました。本来なら7月の下旬からオリンピックに合わせて国文研で特別展示を企画していたのですが流れてしまいました。でも、来年2月から4月にかけての期間、文化庁の日本博の一環として特別展示を行います。そこではただ作品を並べるのではなく胸躍るものにしたいと思っています。国文研の活動のひとつ「ないじぇる芸術共創ラボ」の理念、国文研の所蔵する古いものが新しいものを生み出していくということを皆さんにお見せしていきます。展示は来年2月からですが、その前哨戦として初秋からリモート対談などを行い、動画コンテンツとして発信する予定です。

 この展示には文化庁に申請した金額を満額いただけるという奇跡に近いことがおきました。満額とは言え全然間に合わない金額なので、これから地元企業の方々にも協賛をお願いし皆さんに喜んでいただける展示にしてまいります。