スポーツ

「立川市陸上競技協会」で鍛える人々 ➁走る・跳ぶ・投げる…

  • エリア 錦町


陸上シーズンの春から夏にかけて、
毎週日曜日に行われる
「立川市陸上競技協会」の合同練習。
場所は、立川市陸上競技場(錦町)。
トラックでのランをはじめ、
跳躍や投てきなどすべての競技に
対応する恵まれた環境です。

そこに集うメンバーのみなさんは、
年齢・性別・職業・陸上経験も様々。
それぞれに目標や楽しみがあって
ご自分のペースで取り組まれています。

普段就かれているお仕事と陸上は
無関係の方がほとんどですが、
練習を続けることで日常生活への
良い影響や相乗効果もあるようです。

今回、メンバーの方数名に、
陸上の魅力や練習を継続するためのコツ、
お気に入りのグッズなどについて
お聞きしてみました。

 

随時更新中!



岩井一大(かずひろ)さん 31才 
職業:高校教師

現在、高校の教師として、
保健体育と陸上競技部を兼任。

僕自身、種目は中・長距離で、
中学・高校と陸上部に所属していました。
高校の時は、顧問の先生がかなり熱心だったので、
今考えると結構、厳しい環境でやっていたん
じゃないかなって思います。

立川陸協のメンバーは1つのチーム。
一緒に陸上がんばろう!って。

それぞれ種目が違いますけど、
同世代のメンバーはみんなチームの感覚ですね。
大会が終わった後、飲みに行ったり。
練習がムチなら、飲み会がアメ。
そこでプラマイ0という感じで。

平日は仕事が遅いので自主トレが難しいけれど、
家の用事が終わった後、軽く走ったり、
汗を流すことをしています。
以前、奥さんを陸協の練習会に誘ってみたら、
「いい」って(笑)
でも僕が行くことは理解して、
背中を押してくれるので有り難いです。


趣味の一環、指導のため…
色々な理由が入り混じる、陸協の練習会。

陸上は、昔からの延長線上にあるというのが1つ。
そして、自分のためになっていることが
やはり大きいですね。
生徒に教えるには、自分の経験と根拠がないと
いけませんし、上っ面だけじゃなく
そうした見えないところでの
下積みが大事かなって思います。

伝わりづらいことを伝えられた時、  
信頼が生まれる。

「頑張れば壁を超えられる」
これを生徒に伝えていくとなると、
やはり言葉しかないんですよね。
内容とか、気持ちののせ方とか、
色々な角度から表現しますけど
伝わらない時は、教え方がまずかったかなって。

なかなか伝わりづらいことが
相手に伝わった時には、
この人が言うことなら、ってなる。
でも、そこはまだまだ勉強中ですね。
1人でのこうしたトレーニングも
指導に生きてくる、そう信じてやっています。

最初から、頑張ろうと張り切りすぎると、
つらくなる。

アスリートの考え方としては、
毎日追い込めるのが1番ですけど
年齢を重ねるごとに、
甘さというか妥協が出てきますよね。

初回から“こんなので終わっていいの?”って
あたりで切り上げると、次につながると思います。

週に2・3回やれた!を継続してみる。

まず運動を続けようという方は
無理をしないで、“ちょっとでも動く”
この積み重ねがポイントです。

どんな練習をする時も、
僕自身、ちょっと物足りないくらいで
終わるようにしています。

お気に入りのMyグッズ

アスリートベルト。
お腹の内側がギュッとしまる感じを
意識でき、走っている時に
軸が通りやすくなります。
技術的な面で助かっているので、
なるべくつけるように。
はずした時に有り難みがわかるベルトです。

武田光平さん 27才 
職業:体操の先生 (フリーランス)

これまで8千人以上の子供たちを指導。

毎週日曜日、立川陸協の練習日に
子供たちの指導しています。
立川市をはじめ様々なところから
依頼を受け、練習場所に出向いたり、
自分自身でイベントを開いたり。
陸上経験としては中1と高校の3年間、
走り幅跳びや三段跳びに取り組んでいました。

子供がどんどん成長していく
過程を見るのが楽しい。

子供は一人ひとり違うので、
指導法にバリエーションの幅をもって
考えなきゃいけないなと。
おかげで、どんどん引き出しが
増えていきます。

出来た!という瞬間を見るのも嬉しいし、
子供たちが考えて行った結果
失敗したとしても、その経験は後々
他の動きにつながることを実感しています。
有償・無償に関係なく、その時に自分が出来る
100%のことをしていきたい。


7人兄弟で育った体験が、
「教える」仕事に生かされる。

僕は7人兄弟の3番目で、
1番下の妹はまだ小学5年生なんです。
うちの場合、ビッグダディの家ほど
ドラマはないですけど(笑)
弟や妹がいると、折り紙や積み木、
運動もですが、日常の中で
「教える」ことを自然にしています。

しかも僕は真ん中なので、良くも悪くも
兄たちの行動からわかる事も多くて。
下の子に「もっとこうした方がいいよ」って
うまく伝えられますね。

目指すは、トライアスロンのレース。
アイアンマンに !?

普段、長距離はあまり走らないんですが、
スイム・バイク・ランで構成される
トライアスロンに出てみたいです。
泳ぎが苦手なので、空き時間に
市民プールで練習したり。
競技場に行くこともあれば、
公園だったり、階段を使ったり
身近な場所を活用して。

子供たちにお手本を見せる時、
言葉にしながら自分自身もその動きを
確認しているので、どこにあっても
練習出来ているのかな。

なぜ、それをやりたいのか、
その理由を思い出す。

誰かと戦って、勝つ陸上競技が
好きというのもあるんですけど
それ以上に好きなのが、走って風を感じたり、
走り幅跳びでとんでうまくハマった瞬間。
空に浮かぶような感覚だったり、
砂場をパシャっとまき散らすような
シーンだったり。

自分にどんどん課題を課すことも
大事だけれど、楽しむために、
もっと好きなところとか
それを始めた理由とか
思い出せるといいかなぁと。

僕自身は毎日2Lの水と、
陸上以外のことを考える
リラックスの時間を心がけています。


お気に入りのMyグッズ

保護者の方から頂いたマスク。
走る時、自分の気持ちを上げてくれる
マスクは必須。
人と違ったものを1つ持ってると、
より気持ちも上がります。

石川順章 (のぶあき)さん 34才 
職業:大学教員

専門は、スポーツ組織の経営学。

たとえば部活動のマネージメントだったり
スポーツチームの運営だったり、
製品のブランディングだったり…。
スポーツと経営を結び付ける新しいジャンル、
そこに仕事として携わっています。

ただ、陸上が好き。

中・高・大学と陸上部にいました。
経営学は「机上の空論」と呼ばれていて、
実際の体験を通して見えてくることや
説得力が増すことがあります。
だから陸上の練習を続けているわけではなくて、
ただ好きだから。
好きなことを仕事に結び付けられたら、
それが一番だと。


デスクワークには運動が休憩に。

普段はデスクワークでの作業が多いです。
学校に出勤した時は、
グラウンドでジョギングしたりダッシュしたり。
でも、リモートワークになると全く。
1日30歩くらいしか歩かなかったり、
不規則な生活になりがちです。
サプリとか作らないと?
その辺りも学んでいきたいですね。

毎週、宇都宮から実家のある立川へ。

実家は立川ですが、職場が宇都宮なので
今はそこから練習に通っています。
前日入りすることもあれば
当日の朝、来ることも。
車だと大体2時間くらい。
運転が苦にならない性格もあるかもしれない。
来る時は、親から色々用事を頼まれます。
灯油を買いに行ったり(笑)

遠くから、練習に来るというルーティン。

やりたいって思ってる時には、
勝手にやるもので。
やりたくない時になんとか続けていく、
そのためにルーティンって
あるのかなぁって。

トレーニング場所としては、
学校のグラウンドもありますし。
でも、毎週この練習会に来るという
ルーティンがないと、やる気にならない。
仲間がいるから継続できる。
努力じゃなく、やっている感じがあります。

この(陸協の練習)ために、仕事をしている。

陸上のグラウンドに来ることが目的ではなく、
みんなに会えるから。
ここに来て、練習した後、来てよかったなぁって。
そのために仕事をしているようなもの。
こっちの方が断然楽しいし、疲れないです(笑)


お気に入りのMyグッズ

オークリーのサングラス。
日差しに目を細めるのがストレスになるので、
必須アイテムです。フィット感が良く、
これをかけてハイジャンプをする方も。
 



白井茂樹さん  31才 
職業:介護福祉士

介護・医療・スポーツを組み合わせて、
アレンジした運動指導を。

介護保険適応のデイサービスの
仕事をしています。
利用者の方はそれぞれ疾患をお持ちなので
無理をさせたり、ケガをさせないよう
安全第一を心がけていますね。
自分が出来ないことを、
人に教えるわけにはいかないので
随時、知識を増やしながら。

介護の中に、陸上の動きを取り入れたい。

ここ(立川陸協の練習会)に来ると、
学校では学べなかった新しい事を
沢山教えてもらえるんです。
僕自身、陸上の知識は0だったので。
この走り方をアレンジすれば
高齢者の方の運動に活かせられるかなとか、
今は自分なりに工夫して。


陸協は世代の幅が広いところも魅力。

ここ(立川陸協)で練習を始めたのは、
大学生の頃からです。
たまたま町民運動会で走った時に、
声をかけて頂きました。

これだけ年齢に幅のある方と、
仕事以外でお付き合いする機会は
まずない。それもいいところかな。

「パパ早かったんだよ」って
過去形じゃなく、現在進行形で言いたい。

僕は短距離100mですが、結婚して子供が出来て、
正直、自己ベストの更新も難しくなっていたり。
親として、今後どんな風に陸上と関わっていくか、
その目標を探しているところです。
せめて娘が物心つく頃までは、頑張ろうかな。
みんなと楽しく、出来るだけ長く現役でいたいですね。

家族に、「これだけは制限なしで
やらせてください」って。

普段、お酒はほとんど飲みません。
メンバーのみんなと過ごすのが好きだから、
打ち上げくらい。
朝・昼・晩、規則正しく食べて、
食べた分だけ、運動するって感じです。
練習会に出ないと、どんどん衰えていってしまうので、
なるべく毎週。
二言目には、「外に飲みに行くより
健康的でいいでしょ」って(笑)

走り始めの時こそ、良いシューズで
モチベーションをあげる

ビギナーの頃って、“道具より気持ち、
うまくなってから”とか思って安い靴を買っちゃったり。
でも最近思うのは、やり始めだからこそ良いモノで
足などを保護した方がいいかなって。
気に入った一足があると、気持ちも上がって
練習量が増えたり。
そういうところから入るのもいいのかなって
思います。


お気に入りのMyグッズ

夏の練習に欠かせない3点セット。
水筒・アイシングのための保冷剤・
塩分補給のタブレット!



吉澤秀星(しゅうせい)さん  36歳 
職業:システムエンジニア

毎年春に開催される、
「立川シティハーフマラソン」。
立川市民枠の男女、各総合1位は
ニューカレドニア国際マラソンに選手派遣され、
さらにハーフの成績優秀者は「東京マラソン」に
推薦されるという特典付きの大会です。

吉澤さんは、毎年「立川シティハーフマラソン」
に出場、2018年には市民枠で1位に。


1人より、仲間との練習が励みになる。

マラソンは自分に合ってるかなと思いますが、
学生時代、陸上部だったとかではないです。
ここ(立川陸協)の練習に参加するように
なったのは、25才頃から。
休みの日はお昼くらいまで寝てたい
ところですけど、早起きして
走るのが楽しくなりました。

陸協の方に出会って、
また走るのが好きになった。

仕事とは違う、もう一つの世界。
なんでも受け入れてくれる安心感というか、
そこが好きで。
走っているとクヨクヨしなくなりますね。
ここ(陸協の練習会)に来れば思い切り走れるは、
みなさんカラッとしてるは…(笑)

駅伝選手と一緒に走るのは、
すごく迫力があって気持ちも上がる。

大会だと普段以上のタイムを出せることもあって。
それがまた面白いんですね。
ハイペースになってしまうこともありますけど、
敵のようでいて、実はお互いが
力を引っ張り出しあっているのを感じます。


フルマラソンなら2時間半を切りたい。

平日は、夜に走ったりしています。
冬の時期は、夜22時頃、仕事から帰ってきて
10kmほど走ることも。
多摩川沿いとか、昭和記念公園の周りとか。
やりすぎはよくないですけど、
走らないと心肺機能はすぐに落ちちゃう。
毎日5kmでも、3kmでも継続して走りたいですね。
仕事をしていると、身体がどんどん硬くなるので、
走るだけで自然にほぐれますし。

走りに出る時は、ちょっと散歩に行くという感じで。

プロでも家を出るまでと
走り始めがしんどいって言われるので、
それを思うと少しラクになります。
走ることに対して、あまりハードルを上げない。
8分目じゃないですけど、気持ちいいなって、
次の日も走りたくなるくらいで切り上げるのが、
継続のためにはいいのかなと思います。

お味噌汁とご飯、そして睡眠。

走るために気を付けていることは、特にないですね。
走る前に、コップ1杯の水を飲むくらい。
食べて、水分摂って、よく寝る。
逆にあまり摂らないようにしているのは、
添加物とかお菓子類ですね。

シューズを着替えて気分転換。

練習内容によってシューズを変えるのが、
リフレッシュになっています。
厚底も好きだし、全く反発のない
フラットなシューズで走るのも楽しい。
学生の時にはない、大人ならではの
楽しみかもしれないですね (笑)


お気に入りのMyグッズ

「立川シティハーフマラソン」の参加賞として
頂いたTシャツ。発汗性の良い素材が気に入って、
普段走る時によく着ています。


随時更新中!