『そば　たかや』　店主に伺ったお話

出前が中心だった
『そば処 羽衣町 高尾亭』から、
屋号も新たに生まれ変わった『そば たかや』。

父親である初代オーナーの創業から
45年以上経つ老舗です。
「やるなら今。挑戦しなかったら
後悔すると思った」。

２代目高橋隆志さんと奥様の知美さんが
師と仰ぐ蕎麦職人、永山寛康氏との出会いも
後押しとなって、大リニューアルを決意。

気張らない価格で親しまれていた
メニューを一新しました。
唯一、変わらないのは初代から受け継ぎ、
隆志さんが改良を重ねたお出汁の味。

自家製麺の素、そば粉の産地はあえて決めず、
たとえばせいろなら新そばと、
その時々の上質な粉を仕入れます。
他の食材にもそれぞれこだわりが。

つけとろそばに使われる卵は、
伊藤養鶏場(西砂町)の純国産鶏
もみじが産んだ“たまごころ”。
大和芋と卵白を合わせ弾力のあるメレンゲにし、
黄身をあしらった人気の一品。
おそばをせいろ・粗挽き・
玄挽き田舎から選べます。

また、お酒のおつまみに
ぴったりの酒肴五種盛り合わせ。
かえし漬けの卵黄も“たまごころ”です。

この度、お店の入り口をバリアフリーに。
常連さんのお声に応え、
カウンターも設置しました。

すべての人々とそばを通して、
「ありがとう」と笑顔を
巡らせていきたいというお二人。
新たな挑戦に、
その笑顔がいちだんと輝きます。