スポーツ

2022 都民生涯スポーツ大会[陸上競技]

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スポーツの秋、復活。
今年75回目となる「都民生涯スポーツ大会」が、
2年ぶりに開催されました。

それぞれの都市区から集まった
年齢も異なる選手のみなさんが、
様々な陸上種目に挑戦できる機会。
時折、秋の風が心地よく過ぎる中、
選手、そして応援される方々の笑顔が
弾けていました。


わが街、立川市の陸上競技協会は
男子総合9連覇、女子は3位と大貢献。
お楽しみの打ち上げは
今回もおあずけとなりましたが、
どの選手も充実した表情、
さらなる記録更新を胸に誓って、立川へ。



当日行われた種目順に、
立川市の選手を中心に
大会の様子をお伝えいたします。

どの種目も年齢によって競技区分があり、
条件が異なります。
※この競技会は(公財)日本陸上競技連盟の
 公認競技会ではありません。


[男子1500m]


ゴール直前。
どの選手も、ラストは渾身の力を
ふりしぼってこの表情。


[男子 砲丸投]
こちらの選手はAクラスで、
砲丸の重量は7.26kg以上。
結構な重さです。


普段の生活では、まずしない動き。
投げるだけ、と簡単そうに見えて
これがなかなか難しい。


投げるというより、下半身もしっかり使って
押し出す感じです。


[女子 走幅跳]
砂まみれになることもいとわず、
思い切りジャンプ。


両腕を振り切って、少しでも前へ。


[女子 100m]
スタート地点、もう心臓が飛び出しそうなほどの
緊張感なのだとか。
観る側にもドキドキが伝わってきます。


それでも、中盤にはこんな笑顔も見られる大会。


[女子 円盤投]
高いネットに囲まれたサークルの中に、
髪を1つに結んだ陸協メンバーの姿が
確かに見えます。
おたけびは、聞かれなかった…^^


[男子 走高跳]
同じ高さでも、様々な飛び方。
腹面から飛ぶ方もいらっしゃいました。


こちらは、われらが立川陸協 監督の
松村岳四郎さん。
監督は、男女すべての選手の采配を行いながら、
自らも2種目に出場。


みなさん、最初は、軽々越えていかれます。
それが段々と高くなり…




そば打ち職人の背面ジャンプ。
まだまだ、余裕がありそうです。
普段はお仕事熱心なご主人も、この日は
「そばたかや」(羽衣町)をお休みして参戦。


約20,000席あるスタンドにはためく
立川陸協の旗。


学生時代、ご自身も陸上競技に
取り組んでこられた、
立川陸協 副会長の飯塚智子さん(ブルーのお衣装)は、
みなさんのお母さん的存在。
メンバーお一人おひとりのことを
よく見ていらっしゃり、大会中も
声のかわりに笑顔と拍手で応援。


[男子 100m]
「短距離に出られる方は、やはり元陸上部だった方が
多いのでしょうか」とお尋ねすると、
あながちそうではないそう。
学生時代、球技などで活躍されていた方も
多くいらっしゃるようです。


みなさん、いい筋肉。


[男子 800m]
気迫がみなぎるスタート。
立川の選手は2レーンから。


安定感のある走りは、さすが。




[女子 200m]
このスリムな身体のどこに、
スピードの原動力が隠れているのか…


しなやかなバネを持つ陸協メンバー。


このレースに、陸協メンバーが3名!
視線があちらこちらに…
もう全員、応援するしかない。


[男子 200m]
陸協メンバー 宮村 岳さんは消防士。

他にも、教師、介護士、システムエンジニア…。
立川市陸上競技協会には
様々な職業に携わるメンバーの方々が
所属されています。


仕事と陸上と両立するコツや、練習を継続するヒケツなど
立川陸協メンバーの紹介ページへ。


[男子 走幅跳び]
バンザーイ ^^


[女子 5000m]


[男子 5000m]
速い方は本当に速い。
ここに賭けて、練習してこられたんだなと。
1㎞3分台で5km…憧れます。


[女子 砲丸投]
投てきなどキケンな種目は
練習する場所や機会がなかなかありません。
立川はラッキーなことに、
毎週日曜日に行われる練習会(冬季を除く)で、
実際に砲丸や円盤を使った練習が可能。
得意な方からアドバイスも頂けるそうです。
その成果か、今年の立川女子、
全員メダル獲得でした。
立川陸上競技会練習ページへ。






[女子 走高跳び]
長身と長い脚を生かして、活躍。




[男子 やり投]
競技区分C やりの重量は最小800g。
それにしても、ボディビルダーのような筋肉。
800gの重さはどのように感じるのか、
今度お尋ねしてみたい。


[男子 三段跳]
立川陸協の松村監督、今年も!
タイミングを合わせるのが難しく、
また足腰に負担がかかりやすい三段跳びに挑戦。




跳ぶファイヤーマン。




[男子 400m]
黙々と1周。


生涯スポーツ大会ならではの
スタートシーン。
みなさん、衰えしらずの健脚。


[女子 4×100mリレー]
立川陸協は、当日のレース間際にリレー選手を決定。
いつも、同じメンバーでバトンの練習を
しているわけではないので、タイミングが計れず
ドキドキが倍増。


でも、渡す方、渡される方も笑顔なら、
気分はサイコー。


立川女子、アンカーのラスト。
かっこい~♪

[女子4×100mリレー (合計年齢 170歳以上)
タイムレース1組の結果]

1. 立川市    1:03:84
2. 江戸川区 1:05:87
3. 武蔵野市 1:07.87


男子も頑張りました。

[男子4×100mリレー(合計年齢 195歳以上)
タイムレース1組の結果] 

1. 武蔵野市   50.18
2. 立川市      53.32
3. 大田区  1:04.04
4. 千代田区 1:04.35

そして、全競技を終えた総合結果は…


[表彰式] 女子
優勝  江戸川区
準優勝 日野市
3位  立川市


立川陸協 副会長の飯塚智子さん(右端)のコメント
「万が一、選手が揃わない時は
私も出場を考えますが、
今回お声がけに対し、皆さん本当に
協力して取り組んでくださいました。
女性は、出場選手の半数が初めての大会。
3位という結果を残せたことは、
きっと皆さんの今後の励みになります。」

「誰しも年を重ねると筋肉もカタクなるもの。
陸上の経験がなくても、コツコツ練習する
ことによって、その時の体力に応じた、
実力をそれなりに (笑)
そこに“大会出場”という目標ができると、
それぞれに責任を感じながら、
少しでも力を発揮しようと意欲的に
なりますね。」

「“楽しかった!”という声が、
メンバーの皆さんから沢山聞かれたことが
今日は何よりうれしかったです」


[表彰式] 男子
優勝  立川市
準優勝 杉並区
3位  足立区


立川陸協 監督 松村岳四郎さん(中央)のコメント
「3つある都民大会のうちの1つで、
9回も連覇できたことは
夢のようなことで、とてもうれしい。
男子に関しては、個人が出たい種目より
いかに点数を稼いで結果につなげるか、
そこに重点を置きました。」

「この生涯スポーツ大会は、
みんなが様々な種目に取り組んで
最終的な何点になるのか読めずに、
ハラハラします。」

「ビールで乾杯して、頑張ったみんなを
労ってあげたいけど、もうしばらくガマン。
来年、僕は70歳。10連覇なるかな。
みんなで頑張るしかないですね!」


10連覇に向けて、もっと練習だなぁ。
全天候で練習できる場所が欲しいなぁ。
見据える先は、2023年。
色々な思いがうかぶ、短い反省会。

本当に、お疲れさまでした。
来年も、楽しみにしています!

by T.I

名称 2022 都民生涯スポーツ大会[陸上競技]
イベント日程 2022年9月11日(日) 競技開始 9:30
イベント会場名称 駒沢オリンピック公園総合運動場(陸上競技場)
トラック400m×8コース
所在地 東京都世田谷区駒沢公園1-1
備考欄 主催:公益財団法人東京都体育協会・
   東京都
主管:公益財団法人東京陸上競技協会